- 詳細
- 参照数: 379
日本を代表するスタジアムである国立競技場。
ベルマーレがJリーグに加盟して30周年の今年、国立競技場でホームゲームを開催します。
ホームタウンの子どもたちに国立競技場での観戦体験を通してスポーツの力を改めて感じていただきたい。また、国立競技場ならではのイベントやスタジアム演出などを通して、ご家族や友人との素敵な思い出をつくっていただきたいという思いから招待事業を実施いたします。
高校生以下は無料、同伴の大人の方も1枚900円でご案内いたします。
尚、本事業は趣旨にご賛同いただける法人、個人の皆さまからご協賛をいただき実施いたします。
「こどもゆめチケット」は事前のお申込みが必要です。下記詳細をご確認いただき、この機会にぜひスタジアムにお越しください。
↓お申し込みはこちら↓
https://www.bellmare.co.jp/yume_ticket
- 詳細
- 参照数: 889
2020J1リーグ第1節
日時:2月21日(金) 19:03キックオフ
会場:Shonan BMW スタジアム平塚
湘南ベルマーレ 2-3 浦和レッズ
東京五輪開催に伴い、リーグ戦よりも先に開幕したJリーグYBCルヴァンカップの初戦、ホームに大分トリニータを迎えての一戦、試合終了間際に獲得したPKを途中出場のベテランMF梅崎司(うめさき・つかさ)選手が決めて1-0と勝利し、公式戦の開幕を白星スタートで飾った我らが湘南ベルマーレ。
Jリーグカップの初戦で勝った勢いそのままにリーグ戦に繋げたいベルマーレは、金曜日の夜にオリンピックイヤーのJ1リーグのオープニングゲームとなる浦和レッズとの一戦に臨みました。
湘南ベルマーレの先発メンバー
(名前の後ろの「新」新加入選手)
GK 1 富居 大樹(とみい・だいき)
DF 6 岡本 拓也(おかもと・たくや)
4 坂 圭祐(さか・けいすけ)
22 大岩 一貴(おおいわ・かずき)新
MF 38 石原 広教(いしはら・ひろかず)新
16 齊藤 未月(さいとう・みつき)
15 福田 晃斗(ふくた・あきと)新
10 山田 直輝(やまだ・なおき)
28 鈴木 冬一(すずき・といち)
FW 11 タリク 新
13 石原 直樹(いしはら・なおき)新
ルヴァンカップ大分戦の先発メンバーから5人の選手を入れ替えたベルマーレ。
チームキャプテンの岡本選手、背番号10を背負う山田選手、12年ぶりのベルマーレ復帰となった石原直選手、この日もベンチスタートとなった前述の梅崎選手の4人が古巣対戦であること、昨年のアウェイゲーム、前半に2点ビハインドになった後に挙げた正当なゴールが認められなかったという「世紀の大誤審起きながらも、後半に3得点を奪って大逆転劇を演じてみせたという、昨年のベルマーレを語る上で欠かすことの出来ない試合になった対戦カードということもあり、大きな注目を集めることになる試合になりました。
開始早々に試合を動かしたのはホームのベルマーレ。
前半7分、左サイドから攻撃を仕掛けてレッズに揺さぶりをかけるベルマーレは、左サイドの鈴木冬選手がゴール前へ正確なクロスボールを送り込みます。
このボールにいち早く反応し、見事なタイミングでヘディングシュートを決めたのは、誰よりもベルマーレでプレーすることを渇望していた石原直選手でした。
今年36歳になる年男の石原直選手の今季初ゴールは今季のJ1リーグのオープニングゴールとなり、前身のベルマーレ平塚を含めてもベルマーレの選手がJ1リーグのオープニングゴールを決めるのは史上初めてという快挙のおまけまでついてきました。
石原直選手のゴールで押せ押せムードになったベルマーレは追加点を狙うべく、今季初出場となった東京五輪代表候補の齊藤選手、チーム唯一の外国人プレーヤーでもあるタリク選手がゴールを狙いますが、追加点は奪えず。
逆に前半39分からの4分間でレッズにわずかな隙を与えてしまい、レッズのエースFW興梠慎三(こうろき・しんぞう)選手に同点ゴールを、前半43分にはレッズの新外国人FWレオナルド選手に逆転ゴールを許し、1点ビハインドで前半を折り返します。
後半に入ると、ベルマーレがレッズを自陣内に押し込み続ける圧倒したサッカーを披露。
ボールを持っていても持っていなくても攻めの意思を発揮し続けたベルマーレは後半20分、先制点と同じような形で左サイドから鈴木冬選手がゴール前にクロスボールを送ると、このボールに合わせたのはレッズの育成組織出身の山田選手。
山田選手の想いがこもったヘディングシュートはゴールポストに当たりながらもゴールネットに吸い込まれ、試合は2-2の同点で振り出しに戻ります。
さらに攻勢を強めるベルマーレは後半24分、右サイドで存在感抜群のプレーを見せていた石原広選手がゴール前へ侵入。
石原広選手のドリブル突破を防ごうとしたレッズDF鈴木大輔(すずき・だいすけ)選手が、石原広選手とうまく身体を入れ替えながら、ゴールラインから出ようとしたボールを手で触ってしまい、そのままプレーが続行されてレッズの攻撃に突入。
レッズの攻撃が終わってプレーが途切れた後、今季のJ1リーグから正式導入されたVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)のジャッジが発動。鈴木大選手の一連のプレーが大型ビジョンにもスロー映像で流され、スタジアム内が異様な雰囲気に包まれると、ピッチ脇のモニターでプレーの確認を行っていた佐藤隆治主審が浦和陣内ペナルティースポットを指差し、VARによる判定でベルマーレにPKが与えられます。
このPKをベルマーレ今季唯一の外国人プレーヤー、タリク選手が蹴りにいきますが、タリク選手の放ったボールは無情にもクロスバーに当たってゴールの枠から逸れて勝ち越しゴールとはならず。
現役のノルウェー代表で、欧州トップレベルでのプレー経験が豊富なタリク選手でさえも呑み込んでしまった異常な空気感が本人に重くのしかかってきたのかもしれません。
タリク選手のPK失敗を取り返そうと盛り返すベルマーレではありましたが、チャンスを逃したベルマーレに待っていたのは不運な結末でした。
後半40分、レッズに速攻を仕掛けられそうになるベルマーレ。
この日途中出場を果たしていたベルマーレのMF中川寛斗(なかがわ・ひろと)選手が、レッズのMFマルティノス選手のスピードに乗ったドリブルを止めようとしますが、追いかけた際に左脚を負傷。マルティノス選手に悠々とベルマーレ陣内へ侵入を許すと、最後はMF関根貴大(せきね・たかひろ)選手に左足のシュートを決められてしまい、2-3と逆転を許してしまいます。
なんとか同点にしたいベルマーレではありましたが、前述のプレーで中川選手がプレー続行不可能となり、さらには交代枠も使い切っていたので1人少ない状態でプレーを続けないといけなくなったベルマーレには同点にするだけの気力も体力も残っておらず、試合はそのまま終了。
優れた個の実力を持っている選手たち揃いの浦和レッズ相手に長い時間押し込むことは出来ていても、気の緩みと不運なアクシデントから生まれた隙を上手く突かれて、リーグ戦の方は白星スタートとはなりませんでした。
試合に敗れはしましたが、今後の闘いでひとつでも多くの試合に勝つための要素を知ることができた実りある一戦になったと思います。
先日亡くなった野村克也さんの名言で、
「失敗と書いて「せいちょう」と読む」
という言葉があるように、色んなことに挑戦して、そこからまた前進していけるように日々過ごしていくことが大事なのではないでしょうか。
いつも通りなら次回のホームゲームを告知しているところでしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の一環で、Jリーグは3月15日までの公式戦を延期することを発表し、ベルマーレも対象のリーグ戦3試合とルヴァンカップ2試合が延期になりました。
いつもの日常が少しの間なくなってしまうのは寂しいですが、まずは自分の、みなさんの命を守ることが最優先になります。
病気が終息されることを願って、サッカーのある日常が取り戻せるように、体調管理を行っていきたいと思います。
それぞれの命を大事にしましょう!
次回ホームゲーム(予定):3月18日(水) 19時00分 vs北海道コンサドーレ札幌@Shonan BMW スタジアム平塚
- 詳細
- 参照数: 856
2020JリーグYBCルヴァンカップ Dグループ第1節
日時:2月16日(日) 15:03キックオフ
会場:Shonan BMW スタジアム平塚
湘南ベルマーレ 1-0 大分トリニータ
昨シーズン、幾多の試練と逆境を乗り越えてJ1リーグ残留を果たしてみせた我らが湘南ベルマーレ。
昨年10月に急転直下の状況の中で監督に就任し、空中分解寸前のチームを巧みな手腕を発揮してJ1残留に導いた浮嶋敏(うきしま・びん)監督が今シーズンも引き続き指揮を執ることとなり、
「PROGRESSION -前進-」
というスローガンを掲げ、ベルマーレ平塚から湘南ベルマーレに変わって20年、積み上げてきた過去・現在・未来に向かって前進しようという前向きなエネルギーが発信されている今年の湘南ベルマーレなのであります。
前向きはさておき、東京五輪が開催される影響もあって、オリンピックイヤーのサッカーシーズンはベルマーレも2018年にタイトルを獲得したJリーグカップからスタートすることになりました。
生憎の雨模様の中、ベルマーレはホーム平塚に昨年のJ1リーグで2戦2敗と相性の良くなかった大分トリニータを迎えての1戦に臨みます。
湘南ベルマーレの先発メンバー
(名前の後ろの"新"は新加入選手)
GK 1 富居 大樹(とみい・だいき)
DF 22 大岩 一貴(おおいわ・かずき)新
4 坂 圭祐(さか・けいすけ)
8 大野 和成(おおの・かずなり)
MF 38 石原 広教(いしはら・ひろかず)新
14 中川 寛斗(なかがわ・ひろと)
15 福田 晃斗(ふくた・あきと)新
19 舘 幸希(たち・こうき)新
3 馬渡 和彰(まわたり・かずあき)新
FW 11 タリク 新
20 岩崎 悠人(いわさき・ゆうと)新
先発11人のうち、半分の5人が新加入の選手たちというフレッシュな面々で挑んだベルマーレ。シーズン前のスペインキャンプで磨いた3-5-2の布陣を敷き、昨シーズンJ1昇格組でありながらもリーグ戦一桁順位でフィニッシュした大分にある程度の時間はボールを持たれても、これまでのベルマーレの特徴だった速いリズムでの攻撃だけでなく、ボールを保持しながらの"前進"する姿勢を見せて、試合の流れをつくり上げる戦いを展開し、前半45分を終了させます。
後半に入ると、前半は少し押され気味だったベルマーレが徐々に押し込む展開に進みます。
現役ノルウェー代表のタリク選手と東京五輪代表候補の岩崎選手の2トップがスピード感溢れるプレーで前線から相手選手を追いかけ回し、J2のチームへの武者修行を経て帰ってきた石原広選手は右サイドで激しい上下動を繰り返し、新加入選手でありながらこの日のキャプテンマークを託された福田選手は中盤を安定させるプレーを随所で披露、大卒ルーキーの舘選手は粗削りな部分がありながらもとにかく身体を張って走り続ける、など、新たに加わった選手たちがそれぞれの良さをサポーターたちにアピールします。
福田選手、舘選手と中盤を形成した身長155センチのJリーグ最小プレーヤー、中川選手も気の利いたプレーを連発してチームを支えました。
後半15分、ベルマーレがこの日最初の選手交代を行います。
2トップの一角の岩崎選手に変わってピッチに投入されたのは、ベガルタ仙台から新加入、いや、ベルマーレに"帰ってきた"、石原直樹(いしはら・なおき)選手。
2003年に高卒でベルマーレに加入し、2008年のJ2リーグで18得点を叩き出して"湘南のエース"として絶対的な存在を確立しながらも、その年のオフにJ1のチームに引き抜きにあって完全移籍。
当時経営難にあっていたチームが石原直選手の移籍金で赤字を補填できたという孝行息子エピソードが今でも語り継がれているほど、ベルマーレサポーターがその帰りを待ちわびた石原直選手の登場で、少し湿り気味だった雰囲気のスタジアムが盛り上がりを見せます。
その石原直選手はベルマーレに帰ってくるまでの12年間でJ1のチームを渡り歩き、この日も豊かな経験に裏打ちされたプレーを見せて前線で躍動。
今回同じタイミングでベガルタ仙台からやってきた大岩選手とのコンビプレーでチャンスをつくるなど、徐々に得点の予感を感じさせます。
さらに攻勢を強めたいベルマーレは、タリク選手に変えて梅崎司(うめさき・つかさ)選手、舘選手に変えて山田直輝(やまだ・なおき)選手といった、攻撃にアクセントをつけられる選手を次々に投入して、ホームゲームの勝利を狙いに行く態勢を整えます。
0-0のまま試合を終えるかと誰もが思った後半45分、ついに試合が動きます。
大分陣内でフリーキックを獲得したベルマーレは、正確な右足のキックが持ち味の馬渡選手がキッカーを務め、馬渡選手が大分ゴール前へボールを送ります。
このボールは大分ゴールキーパー高木駿選手がキャッチ…したかと思いきや、雨が降っていた影響で高木選手の身体からボールがこぼれて、近くにいた坂選手が素早く反応。
坂選手のプレーを防ごうとした高木選手がペナルティーエリア内で反則を犯し、ベルマーレが土壇場でPKを獲得。
スタジアム中の視線がペナルティースポットの1点に集中する中、このプレッシャーを実力と目に見える結果に大きく変えてみせたのは途中出場の梅崎選手。人生経験豊富で来週23日に33歳になるベテランアタッカーはこのPKを難なく決めてみせ、土壇場でベルマーレが試合の均衡を破ります。
ベルマーレが先制点を挙げた直後のキックオフ、浮き足だったホームチームの気の緩みをついた大分が決定機を創り出しますが、シュートを打った三平和司選手には選手会長の大野選手が身体を寄せて満足なシュート体勢をとらせず、ボールはこの試合で何度も好セーブを見せていた富居選手の胸に力なく収まり、ピンチを凌ぎます。
今後に向けての課題と反省はあったものの、1-0の僅差で2020シーズン最初の試合を白星で飾った浮嶋監督率いる湘南ベルマーレ。
試合終了後には、ベルマーレが勝った時に行われる"勝利のダンス"で選手とサポーターが喜びを分かち合い、程よい緊張感を持って新しいシーズンが始まった、そんな空気が漂っていたShonan BMW スタジアムでありました。
これからまたホームゲームが2試合続き、21日の金曜日にはJ1リーグのオープニングゲームとなる浦和レッズ戦が、26日の水曜日にはルヴァンカップのグループステージ第2節の柏レイソル戦が開催されます。
例年とは違った形ではありますが、今年もまたサッカーシーズンが到来を迎えました。
ベルマーレが今後どのような形で前進するのか、ベルマーレ戦士たちそれぞれがどんな形で未来を切り開いていくのか、今年も様々な発見が見られる楽しさと期待感を持ってベルマーレをサポートしていきたいと思いますので、本年もどうぞよろしくお願いします!
この記事を読んでベルマーレに興味を持たれた方は是非スタジアムへと足を運んでみてください!
J1リーグホームゲーム:2月21日(金) 19時00分 vs浦和レッズ@Shonan BMW スタジアム平塚
ルヴァンカップ次回ホームゲーム:2月26日(水) 19時00分 vs柏レイソル@Shonan BMW スタジアム
- 詳細
- 参照数: 854
2019J1参入プレーオフ決定戦
日時:12月14日(土) 13:03キックオフ
会場:Shonan BMW スタジアム平塚
湘南ベルマーレ 1-1 徳島ヴォルティス
- 詳細
- 参照数: 720
2019J1リーグ第25節
日時:9月1日(日) 19:03キックオフ
会場:Shonan BMW スタジアム平塚
湘南ベルマーレ 1-1 浦和レッズ