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2017 J2リーグ第16節
日時:5月27日(土) 16:03キックオフ
会場:Shonan BMW スタジアム平塚

湘南ベルマーレ  0-1 モンテディオ山形

前節、気温が30度を超える酷暑の中でのアウェイゲームで、FW野田隆之介選手のベルマーレ加入後初ゴールとMF山田直輝選手の今季初ゴールで松本山雅FCを2-1で下した湘南ベルマーレ。
今節はホーム平塚でモンテディオ山形との対戦となりました。

前半から積極的に試合を進めたのはホームの湘南ベルマーレ。キャプテンのMF菊地俊介選手を中心にFW野田隆之介選手、MF石川俊輝選手、MF秋野央樹選手にシュートチャンスが訪れますが、モンテディオ山形守備陣の集中したディフェンスが目立ち、得点を奪うことが出来ません。

アウェイのモンテディオ山形も、元日本代表MF本田拓也選手を軸に、組織的な闘いを見せて湘南ベルマーレゴールにジワジワと向かって行きます。前半の間だけでもFW阪野豊史選手、MF汰木(ゆるき)康也選手に決定的なチャンスが訪れますが、阪野選手のシュートは湘南ベルマーレGK秋元陽太選手がゴールライン上で防ぎ、汰木選手のシュートはサイドネットに当たるなど、お互いに好機を生かせずに前半を終えます。

後半開始から仕掛けてきたのはホームの湘南ベルマーレ。
MF齊藤未月選手に替えて、チーム得点ランキングトップタイのFWジネイ選手を投入し、攻撃の活性化を図ります。

しかし後半になると湘南ベルマーレの動きがギクシャクして思うように歯車が噛み合わなくなり、その綻びを見逃さないモンテディオ山形が徐々に押し込むようになります。

後半30分には湘南ベルマーレのDFアンドレ・バイア選手の不用意な横パスを掻っ攫ったモンテディオ山形がカウンターを仕掛け、巧みに飛び出したモンテディオ山形の途中出場のMF永藤歩選手がゴールキーパーと1対1になるビッグチャンスが巡ってきましたが、どっしりと構えていた湘南GK秋元陽太選手が永藤選手のシュートをブロック。この試合2度目のビッグセーブでチームを盛り立てます。

GK秋元陽太選手の頑張りに応えたい湘南ベルマーレの攻撃陣でしたが、途中出場のFW端戸仁選手のクロスに合わせたDF石原広教選手のシュートはゴールキーパー正面、こちらも途中出場のFW表原玄太選手にも得点を奪う機会がやってきますが、シュートは枠の外に外れてしまい、歯痒い展開が続きます。

0-0のまま試合が終了するかと思われた後半アディショナルタイム2分、モンテディオ山形はハーフウェイライン近くの位置でのフリーキックから攻撃を展開すると、途中出場のFW中山仁斗選手がペナルティーエリア近くでボールを持ち、湘南ベルマーレ守備陣の寄せが一瞬遅れたのを見逃さずに左足を一閃!
綺麗な弾道のミドルシュートが湘南ベルマーレのゴールネットを揺らし、土壇場でアウェイのモンテディオ山形が先制点を奪います。
再三ピンチを救ってきたGK秋元陽太選手も、このシュートには反応することが出来ませんでした。

結局試合は0-1で終了。
今季4敗目を喫した湘南ベルマーレはホームゲーム連敗となってしまいました。

試合後、湘南ベルマーレの曺貴裁(ちょう・きじぇ)監督は監督会見の中で「“お人好し”、要は自分ができないから他人にも要求できない、というように善人ぶるのはくだらないし、やめてほしい。」と語っていました。

チームが目指す方向性や闘い方をみんなで定めるのは大事ではあるけど、いざアクシデントに見舞われた時にどう対処していくのか、厳しい要求を課すことを厭わない人が居るのか。
ギリギリ勝てるか負けるかの試合で細かい部分の精度を上げないとひとつ上のステージへは行けないぞ、と自戒を込めて曺監督は想いを伝えたんだと思います。

ホームゲームで負けが続いてる状況ではありますが、次の試合に向けて闘いはもう始まっています。次節もShonan BMW スタジアム平塚でホームゲームが開催されます。
そしてこの日は人気レゲエグループ“湘南乃風”のボーカル、HAN-KUNが試合前にスタジアムでライブを行います。

盛り上がること、間違い~ナーシ!

HAN-KUNも大好きな湘南ベルマーレの試合を観に、是非スタジアムへ足を運んで選手たちを後押しして頂きたいと思います。

次節:6月3日(土) 16時00分 vs V・ファーレン長崎@Shonan BMW スタジアム平塚

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サポーター記者:佐々木 駿

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 ? 2017-06-02 記