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2017J2リーグ第18節
日時:6月10日(土)16時03分キックオフ
会場:鳴門・ポカリスエットスタジアム
徳島ヴォルティス 0-1 湘南ベルマーレ
得点(湘南):50分 杉岡大暉

前節、ホームShonan BMW スタジアム 平塚でV・ファーレン長崎を相手に、先制しながらも追いつかれてしまいドローに終わった湘南ベルマーレ。今節は、やはり鬼門となる四国徳島で徳島ヴォルティスとの対戦です。

試合は前半開始からホームの徳島ヴォルティスがボールを支配します。以前湘南ベルマーレに在籍していたMF岩尾憲選手を中心にパスをつなぎ、裏のスペースを狙って来る徳島ヴォルティスに対して、前線からの守備とDFアンドレ・バイア選手を中心としたディフェンス陣がしっかりと守備をして、徳島ヴォルティスにシュートまでは撃たせない状態が続き、どちらも得点のチャンスを作り出せない膠着状態が続きます。
17分、湘南ベルマーレはコーナーキックのチャンスからFW端戸仁選手がヘディングシュート。基本通りの叩きつけるヘディングシュートでしたが、弾んだボールはゴールの上を越えてしまいます。
29分には徳島ヴォルティスは細かいパスをつなぎ湘南ベルマーレの左サイドを突破し、ゴール前に折り返します。走り込んでくる徳島ヴォルティスの選手に対して、身体を投げ出して守ったのがMF奈良輪雄太選手。高い集中力で湘南ベルマーレゴールを守ります。
39分にはスルーパスに反応して抜け出した徳島ヴォルティスMFカルリーニョス選手との1対1のシュートを素早い飛び出しで防いだGK秋元陽太選手。絶体絶命のピンチもゴールを守り抜いた湘南ベルマーレ。前半を0-0で折り返します。

後半開始時、曺貴裁監督が動きます。MF山田直輝選手に替えてDF島村毅選手を、同じくMF安東輝選手に替えてMF石川俊輝選手を投入。一気に2人の選手を替えて勝負に出ます。
すると50分、湘南ベルマーレは中盤からのパスをFW野田隆之介選手が巧く収めて前を向き、左へスルーパス。ここに走り込んできたのはDF杉岡大暉選手。角度のないところから思い切って撃ったシュートは、ここしかない!というコースで徳島ヴォルティスゴールに突き刺さり、湘南ベルマーレが先制します。
先制はしたものの、徳島ヴォルティスにボールを支配される展開は変わらず、苦しい状況が続きます。しかし徳島ヴォルティスのシュートミスや絶対的なピンチに神がかり的なセービングでゴールを死守するGK秋元陽太選手の活躍もあって、徳島ヴォルティスにゴールを許しません。試合終了間際の93分には徳島ヴォルティスFW渡大生選手に決定的なヘディングシュートを撃たれますが、これはゴールポストに当たり、ゴール左の外へ弾き出されます。圧倒的に試合を支配され、シュートも4本しか記録されない苦しい状況でしたが、杉岡大暉選手の先制点を粘り強く守りきった湘南ベルマーレが0-1で勝利しました。

他チームの試合結果もあって、この勝利で再び自動昇格圏内の2位に戻った湘南ベルマーレ。J2リーグはさらに大混戦となってきました。首位アビスパ福岡と2位湘南ベルマーレの勝ち点が34。7位の愛媛FCが勝ち点30と勝ち点4の間に7チームが入る大混戦。その下も勝ち点1差で続いています。
次節はホームShonan BMW スタジアム 平塚で京都サンガFCとの対戦です。現在、京都サンガFCは12位ですが、湘南ベルマーレとの勝ち点差は9。強敵であることは間違いありません。この試合からナイトゲームになります。学校や仕事がお休みの方も、そうじゃない方も、ぜひスタジアムにお越しいただき、絶対的なホームの雰囲気を作って勝利を選手たちと一緒に掴み取りましょう。

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次節:6月17日(土)19時00分 VS京都サンガFC@Shonan BMW スタジアム 平塚

サポーター記者:原田 昌義

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 ? 2017-06-16 記