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Jリーグ1stステージ第8節


日時:4月24日18時04分キックオフ

会場:Shonan BMWスタジアム平塚

湘南ベルマーレ0-1大宮アルディージャ

 リーグ戦未だ勝利がない湘南ベルマーレ。ナビスコカップを含め、ホームShonan BMWスタジアム平塚で戦うことができる3連戦の3試合目。水曜日に行われたナビスコカップ磐田戦ではいい雰囲気が戻ってきただけに、是が非でも勝利を手にしたいところ。大宮アルディージャとの対戦になりました。

 試合は前線からアグレッシブに行く湘南ベルマーレに対して、堅守を誇る大宮アルディージャが受けて立つという、言わばどちらもスタイルを出した格好になります。FWキリノ選手やMF菊池大介選手のミドルシュートが大宮ゴールを襲いますが得点できません。26分にはDF三竿雄斗選手からの絶好のクロスをMF奈良輪雄太選手が合わせきれず、枠を捉えることができません。一方で、大宮アルディージャの攻撃に対して、DF坪井慶介選手を中心にしっかりと対応した湘南ベルマーレ。結局、前半は0-0のスコアレスで終了します。

先制したい湘南ベルマーレは、56分にMFパウリーニョ選手に替えて、MF齊藤未月選手をピッチに送ります。J1リーグ戦デビューとなった、ユース出身の17歳の若武者。この若武者が62分、FW髙山薫選手とのワンツーパスでペナルティボックス内へ果敢に侵入し、前への推進力をチームに与えます。68分にはMF菊池大介選手からのパスを受け、遠めの位置からミドルシュートを放った齊藤未月選手。残念ながらゴールを奪うことはできませんでしたが、若さあふれるプレーが随所に光ります。

攻勢に出ていた湘南ベルマーレでしたが、79分、大宮アルディージャのパスが身体を張って守備をしたDF三竿雄斗選手の手に当たりハンドの反則。この反則によるPKを決められ、80分という苦しい時間帯に先制を許してしまいます。

湘南ベルマーレは82分、同点、逆転を狙って、MF神谷優太選手とFW長谷川アーリアジャスール選手を投入しますが、堅守を誇る大宮アルディージャを相手に最後まで攻め込むもののゴールを奪うまでには至らず、悔しい敗戦となってしまいました。

この敗戦でリーグ戦5連敗となった湘南ベルマーレ。順位も最下位に沈んでいます。かと言って絶望的な状況かと言われれば、決してそんなことはありません。内容より結果がほしいのは確かですが、J1が運だけで勝てるリーグではないことは選手もサポーターも知っています。湘南スタイルを信じてプレーする選手たち。サポーターはその選手たちを信じて、応援し続けましょう。共に信じて戦うことこそが、長いトンネルを抜け出すために必要です。まだ取り返すことはできる時期です。まず1勝して、選手たちに自信と勢いを取り戻してほしいと思います。ぜひスタジアムで、湘南ベルマーレの選手たちを後押ししてください。勝利を選手たちと一緒に掴み取りましょう。

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次節:4月30日(土)19時00分 VS横浜Fマリノス@日産スタジアム

市民記者:原田 昌義(平塚市在住)
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