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Jリーグ1stステージ第10節

日時:5月4日13時04分キックオフ

会場:ベストアメニティスタジアム

サガン鳥栖0-1湘南ベルマーレ
 ゴール(湘南):大槻周平(71分)

前節、待望の今季初勝利を飾った湘南ベルマーレ。中3日しかもアウェイ連戦という厳しい日程の中、サガン鳥栖との対戦でした。
試合は、とても強い風が吹き抜ける難しいコンディションの下キックオフ。前半は風上に陣取る湘南ベルマーレが優位に試合を進めます。26分、MF菊池大介選手が遠目の位置から積極的にシュート。風上であることを考慮して、コースが空いたところを見逃さずに撃っていきます。対するサガン鳥栖も昨年途中まで湘南ベルマーレに在籍していたFW岡田翔平選手が、湘南時代同様、豊富な運動量で積極的にプレーしてきます。結局、前半は大きな動きもなく0-0のスコアレスで終了します。
後半から湘南ベルマーレはFW藤田祥史選手に替えてDF島村毅選手を投入。ディフェンスラインを4バックから3バックにして、後半は風を利用してロングボールで攻めてくると思われるサガン鳥栖に対応します。後半、やはり前半よりは押し込まれる湘南ベルマーレ。しかしDFアンドレ・バイア選手やDF坪井慶介選手が安定した守備を見せます。68分にはサガン鳥栖FW岡田翔平選手のワントラップボレーを撃たれますが、GK村山智彦選手がセーブし、ゴールを許しません。
そして71分、コーナーキックのこぼれ球を菊池大介選手がゴール前へふわっと送るとそのボールに詰めていたのは途中出場のFW大槻周平選手。頭で押し込み、湘南ベルマーレが先制します。大槻周平選手にとっては待望の今季初ゴールとなりました。
その後、76分にはサガン鳥栖のコーナーキックからサガン鳥栖DF谷口博之選手のヘディングシュートや88分には競り合ったボールが湘南ベルマーレゴールに向かって飛びますが、いずれもGK村山智彦選手のビッグセーブによって、サガン鳥栖にゴールを許しません。
試合終盤になっても献身的に走るFW端戸仁選手やMF石川俊輝選手。最後の最後まで身体を張って守るMF奈良輪雄太選手などの働きもあり、最後の最後まで、集中力を切らさずに守り抜いた湘南ベルマーレ。サガン鳥栖を破り、これで2連勝。それも2試合連続で0-1と連続完封勝利。守備陣にとって、大きな自信につながる勝利になったのではないでしょうか。そして、この2試合でFW端戸仁選手やMF奈良輪雄太選手と言った、今季加入した選手たちに湘南スタイルが浸透してきたことは、とても大きいと思います。
次節はひさびさにホームShonan BMW スタジアム 平塚でFC東京との対戦。FC東京の守護神は昨年までの湘南ベルマーレの守護神だった秋元陽太選手。2014年には湘南ベルマーレのディフェンスラインを牽引した丸山祐市選手も立ちはだかります。日本代表選手などタレントも多いFC東京を相手に湘南ベルマーレも3連勝を狙います。上位に浮上するためにも、「負けられない」ではなく「勝たなければいけない」戦いです。どうか、スタジアムで湘南ベルマーレに熱い声援を送って選手を後押ししてください。そして、最後に選手たちと勝利のダンスを踊って、みんなで勝利の歓喜を共有しましょう。
次節:5月8日(日)16時00分 vsFC東京@Shonan BMW スタジアム 平塚
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市民記者:原田 昌義(平塚市在住)

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 ? 2016-05-09 記