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Jリーグ1stステージ第11節

日時:5月8日16時04分キックオフ


会場:Shonan BWM スタジアム 平塚


湘南ベルマーレ0-1FC東京


横浜、鳥栖と続いたアウェイ2連戦を2連勝といい流れでホームShonan BWM スタジアム 平塚に戻ってきた湘南ベルマーレ。今季ホーム初勝利と3連勝を狙い、FC東京と対戦しました。

試合はFC東京ペースで進みます。ACL(AFCチャンピオンズリーグ)に参戦しているFC東京。湘南ベルマーレがサガン鳥栖と試合をしていた5月4日にはベトナムに遠征して試合をしていたのですが、疲労の色を見せずにプレーします。FC東京の早い寄せに湘南ベルマーレの選手は自由にプレーさせてもらえず、思うように試合を進めることができません。そして20分、攻撃に出た湘南ベルマーレのボールを奪いカウンターを仕掛けるFC東京。湘南ベルマーレは右サイドを突破され、最後はFC東京MF河野広貴選手に頭で押し込まれてしまいます。先制された湘南ベルマーレは同点、逆転を目指して攻撃に転じたいところですが、最近リーグ戦で勝利できていないFC東京は、ACLの疲労も考慮したのか、守備重視のシフトで割り切った試合運びをしてきます。中盤での寄せも早く、湘南ベルマーレが深い位置まで攻め込むものの、サイドへ追いやられ、なかなかゴールを脅かすこともできません。突破口を見出せないまま、前半を0-1で折り返します。

後半開始時、事態を打破すべく湘南ベルマーレはFW端戸仁選手に替えてMF石川俊輝選手を投入します。ここ2試合、中盤の底で湘南ベルマーレの勝利を支えてきた石川俊輝選手の投入によって、反撃のきっかけをつかみたいところでしたが、後半もFC東京の固い守備になかなか最後まで攻め込むことができません。湘南ベルマーレから移籍したFC東京GK秋元陽太選手からゴールを奪って勝利したかったところですが、残念ながら公式記録上は放ったシュートが1本のみと完全にFC東京に封じ込められ、0-1で敗れてしまいました。

シュート1本に終わってしまった悔しい敗戦でしたが、その一方でFC東京に撃たれたシュートも6本と少ない被シュート数に抑えることができました。横浜FM戦からDFアンドレ・バイア選手とDF坪井慶介選手がディフェンスラインに入ることによって守備は安定してきています。ここ5試合は無失点もしくは1失点と、一時期続いていた複数失点は見られなくなりました。GK村山智彦選手も当たってきたようで、ビッグセーブも増えてきました。あとは攻撃陣の奮起を待ちたいと思います。

次節はアウェイでアビスパ福岡との対戦となります。現在最下位のアビスパ福岡ですが、最下位脱出を狙って、この一戦は必勝態勢で挑んできます。もちろん湘南ベルマーレも屈するわけにはいきません。「負けられない」ではなく「勝たなければいけない」戦いとなる試合です。絶対に福岡で勝利したいところです。そして、そのあとナビスコカップを1試合挟みますが、来る21日のホーム仙台戦で今季ホーム初勝利を飾るべく、サポーターはスタジアムに終結して大きな声援を送って湘南ベルマーレの選手たちを後押ししていただきたいと思います。勝利を選手たちと一緒に掴み取りましょう。

次節:5月14日(土)14時00分 vsアビスパ福岡@レベルファイブスタジアム
次回ホームゲーム:5月21日(土)18時00分 vsベガルタ仙台@Shonan BMW スタジアム 平塚
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市民記者:原田 昌義(平塚市在住)
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 ? 2016-05-11 記