２０１７J２リーグ第８節
日時：４月１５日(土)１６時０３分キックオフ
会場：ＳｈｏｎａｎＢＷＭスタジアム平塚
湘南ベルマーレ３－３ＦＣ岐阜
讃岐、駒沢と続いたアウェイ２連戦を終え、ホームＳｈｏｎａｎ ＢＷＭ スタジアム平塚に戻ってきた湘南ベルマーレ。前節では東京ヴェルディとの上位対決を２－３で制し、昇格圏内の2位をキープしています。今節はＦＣ岐阜との対戦です。
試合は9分、ＭＦ齊藤未月選手のコーナキックからＭＦ菊地俊介選手が素早い反応を見せて、ダイレクトでシュートをゴールに叩き込み、湘南ベルマ－レが先制します。前節でも２ゴールを決めた菊地俊介選手。２戦連発となるゴールを決めチームを引っ張ります。早々に試合は動きましたが、しばらくすると試合は落ち着き、パスサッカーで細かくボールを繋ぐＦＣ岐阜に対し、ボールを相手に持たせ、得意のショートカウンターで追加点を狙う湘南ベルマーレという構図で試合が進んでいきます。湘南ベルマーレは追加点を奪うチャンスもありましたが決めきれず、前半を１－０で終了します。
後半に入り、湘南ベルマーレがＭＦ下田北斗選手に替えてＤＦ石原広教選手を投入するとＦＣ岐阜はその1分後にＦＷ難波宏明選手に替えてＦＷ風間宏矢選手を投入。曺貴裁監督と甲府など率いた名将大木武監督との駆け引きも活発になってきます。すると６２分、湘南ベルマーレのディフェンスラインの後ろを狙ったパスに後ろから走り込んできたＦＣ岐阜のＤＦ福村貴幸選手に頭で合わせられてしまい同点とされてしまいます。続く７１分にはコーナキックから失点、ＦＣ岐阜に逆転を許してしまいます。
湘南ベルマーレは７９分、ＤＦ岡本拓也選手が強烈なミドルシュートを放ち、これがＦＣ岐阜のＧＫビクトル選手の手を弾きゴールに吸い込まれ同点。１失点目に絡んでしまった岡本拓也選手、意地の同点ゴールを叩き込みます。しかしその３分後にはＦＣ岐阜にＰＫを献上、決められてしまい再びリードを許します。
再び追い付き逆転すべく声を上げる湘南ベルマーレのサポーター。その諦めない気持ちはピッチ上の選手たちも同じ。リードを許した３分後の８５分、左サイドを長い距離を走って駆け上がってきたＤＦ石原広教選手からのクロスを頼れるエースストライカーＦＷジネイ選手が頭で流し込み、再度同点に追い付きます。
逆転を狙ってさらにＦＣ岐阜ゴールに迫る湘南ベルマーレでしたが、もう１度ゴールネットを揺らすことは叶わず、３－３の同点で試合は終了しました。
ホームで勝利することができなかった湘南ベルマーレですが、昇格圏内である２位をキープ。ジネイ選手と菊地俊介選手が４得点でＪ２ランキング２位につけるなど、ポジティブな要素も多く見られます。しかし、Ｊ２だからと言って簡単に勝てる試合などはありません。スタンドとピッチが一体となって対戦しなければ、勝利を得ることはできません。次節もまたホームＳｈｏｎａｎ ＢＷＭ スタジアム平塚での試合になります。ぜひスタジアムで、湘南ベルマーレの選手たちを後押ししてください。勝利を選手たちと一緒に掴み取りましょう。
次節：4月２２日（土）１６時００分 ＶＳ大分トリニータ＠Ｓｈｏｎａｎ ＢＷＭ スタジアム平塚
市民記者：原田 昌義（平塚市在住）