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2017J2リーグ第10節
日時:4月29日(土)13時03分キックオフ
会場:シティライトスタジアム(岡山)
ファジアーノ岡山 0-2 湘南ベルマーレ

前節、前々節とホームShonanBWMスタジアム平塚での2連戦を1分1敗で終えてしまった湘南ベルマーレ。今節は、過去に勝利したことのない鬼門のスタジアム(元カンコースタジアム)でファジアーノ岡山との対戦です。

試合は前半から湘南ベルマーレが主導権を握ります。この試合ではMFとして出場した岡本拓也選手が右サイドからFWジネイ選手に合わせたかと思えば、MF菊地俊介選手からのクロスもFWジネイ選手の頭に。頼れるFWジネイ選手にボールを集め、ファジアーノ岡山ゴールに襲い掛かります。
18分、左サイドからパスを受けたMF菊地俊介選手がゴール前へスルーパス。これに素早い反応を見せたのが右サイドを駆け上がってきたMF岡本拓也選手。左足のダイレクトシュートでゴールに流し込み、湘南ベルマ-レが先制します。DFながら今季2ゴール目を決めた岡本拓也選手もさすがですが、そのゴールを演出した菊地俊介選手はここ数試合でゴールにアシストにと攻撃面でも存在感を見せつけてくれています。
その後も攻勢に出る湘南ベルマーレ。フリーキックからDF山根視来選手がシュートを撃つなど追加点を狙いますが、ファジアーノ岡山ゴールを奪うまで至らず、前半を1-0で終了します。

後半開始早々、攻勢に出たファジアーノ岡山。セットプレーやロングスローなどから湘南ベルマーレゴールを襲います。そして58分、ファジアーノ岡山は昨年まで湘南ベルマーレに在籍していたMF大竹洋平選手を投入します。テクニックの高さで湘南ベルマーレサポーターを魅了してきた大竹洋平選手の出場に、湘南ベルマーレサポーターは更に危機感を強めます。
何度かピンチを迎えた湘南ベルマーレですが、GK秋元陽太選手や出場停止のDFアンドレ・バイア選手に代わってセンターバックの位置に入ったDF岡﨑亮平選手を中心にしっかりと対応し、ゴールを許しません。
そして、試合終了間際の90+2分。コーナーキックからボールをキープすると見せかけて抜け出したDF杉山大暉選手。ゴール前にパスを出すもののファジアーノ岡山に一度は防がれます。しかしそのこぼれたボールをうまく横から入って奪い左足一閃。豪快にファーサイドのサイドネットを揺らし、追加点を奪い、試合を決定付けます。
その後、確実に時間を使い、危なげなく試合終了のホイッスルを迎え、0-2で勝利した湘南ベルマーレ。岡山市内での初めての勝利のダンスとなりました。

ホーム2連戦で勝利することができなかった湘南ベルマーレですが、この勝利で3位とは自動昇格圏内にいないとは言え、首位横浜FC、2位名古屋グランパスと勝ち点で並びます。しかし7位の徳島ヴォルティスまで勝ち点差は3と、次節の試合結果次第では首位にもなれますが、一気に順位が落ちることもあるくらい大混戦で激戦のJ2リーグ。次節はホームShonanBWMスタジアム平塚でレノファ山口FC戦です。低迷した4月の分を取り戻す5月にするためにも、絶対に勝利したい一戦です。ぜひスタジアムにお越しいただき、絶対的なホームの雰囲気を作るために手拍子や声援を送ってください。勝利を選手たちと一緒に掴み取りましょう。

次節:5月3日(祝)16時00分 VSレノファ山口FC@ShonanBWMスタジアム平塚
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サポーター記者:原田昌義