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2017J2リーグ第11節
日時:5月3日(水) 16:03 キックオフ
会場:Shonan BMW スタジアム平塚

湘南ベルマーレ  1 - 0  レノファ山口FC

前節、アウェイでファジアーノ岡山と対戦し、DF岡本拓也選手とDF杉岡大暉選手のゴールで2-0の勝利を収めた湘南ベルマーレ。
ゴールデンウィーク中の連戦が続く中、今節はホーム平塚へ戻り、Jリーグの舞台では初対戦となるレノファ山口を迎えての一戦に臨みました。

試合は、ゴールに向かって縦へ早く攻める"湘南スタイル"の色を出したい湘南ベルマーレと、パスを基調とした独自のサッカー哲学を掲げるレノファ山口のお互いのサッカースタイルがぶつかる展開に持ち込まれます。

しかし、連戦の影響からか両チームとも周りの選手たちとの呼吸が合わないことが多く、なかなかゴールを奪う過程にまで至りません。
前半途中にDF岡崎亮平選手が右脚を痛めて負傷退場をするというアクシデントに見舞われた湘南ベルマーレでしたが、前半44分に待望の先制点を奪います。

コーナーキックを獲得した湘南ベルマーレはFW山田直輝選手のキックでボールをゴール前まで送り、このボールを弾きだそうとしたレノファ山口GK山田元気選手が目測を誤ってボールを触れずに処理し損ねると、このこぼれ球を拾ったキャプテンMF菊地俊介選手がワントラップからの落ち着き払った動きで右足を一閃!
自身の今季5得点目となるゴールで、チームに貴重な先制点をもたらします。

1-0で折り返した後半、選手の地力で上回る湘南ベルマーレが得点を決めるチャンスの回数を多く作りますが、途中出場のMF齊藤未月選手のシュートがポストに当たるなどの不運もあり、レノファ山口を突き放すことが出来ません。

はるばる平塚までやってきたレノファ山口も同点に追いつこうと必死のプレーを続けますが、湘南ベルマーレGK秋元陽太選手を中心とした守備陣の壁を乗り越えることが出来ません。

結局、危なげなく試合を進めた湘南ベルマーレがレノファ山口を下し、1-0で勝利!
前節から2連勝を挙げ、順位もJ1自動昇格圏内の2位に位置取ることが出来ました。

試合後、湘南ベルマーレサポーターが陣取るゴール裏にはこんな横断幕が掲げられていました。

“祝代表!杉岡大暉 世界の舞台で暴れてこい”

“ここから一緒に世界へ這い上がろう 俺達の7 神谷優太”

今月韓国で行われるU-20ワールドカップの日本代表に選出されたDF杉岡大暉選手と、東京五輪世代の代表チームの常連組として名を連ねながらも、今回は残念ながら招集を見送られたMF神谷優太選手へ、サポーターから激励のメッセージが送られました。

この平塚の地から日本代表へと選出された杉岡選手だけでなく、非常に悔しく哀しい想いをした神谷選手にも後押しの応援をしていく暖かさが、ベルマーレサポーターの魅力であり、おらが街のクラブとしてしっかりと存在しているんだなと思います。

神谷選手の流した悔し涙が、いつの日か嬉し涙に変わることに期待しましょう!

次節はアウェイでFC町田ゼルビアとの対戦。
中3日間隔の連戦が続いていて調整も大変ですが、2012年にJ1昇格を決めた縁起の良いスタジアムでもあるので、連勝した勢いをつけてチームは闘ってくれるはずです!
ゴールデンウィークの最終日、まだ予定が決まってない!という方は是非スタジアムへ足を運んで選手たちを後押しして頂きたいと思います。

次節:5月7日(日) 16時キックオフ vsFC町田ゼルビア@町田市立陸上競技場

次回ホームゲーム:5月17日(水) 19時キックオフ vsアビスパ福岡@Shonan BMW スタジアム平塚

サポーター記者:佐々木 駿

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 ? 2017-05-08 記