| ２０１７ J２リーグ第１２節 日時：５月７日(日)１６時０３分キックオフ 会場：町田市立陸上競技場 ＦＣ町田ゼルビア 0－０ 湘南ベルマーレ 前節、前々節と連勝し、自動昇格圏内2位をキープしている湘南ベルマーレ。勝ち点は首位横浜ＦＣと並んでいますが、得失点差で2位となっています。今節は、２０１２年最終節で逆転昇格を決めた思い出のスタジアムでＦＣ町田ゼルビアとの対戦です。 試合は前半開始からホームのＦＣ町田ゼルビアが積極的に前へと出てきます。開始１分経たない間に左サイドを突破され、ＦＣ町田ゼルビアＦＷ吉田眞紀人選手にヘディングシュートを許してしまいます。スタートから飛ばしてくるＦＣ町田ゼルビアに対して受ける形となってしまった湘南ベルマーレ。３分にはＭＦ神谷優太選手がたまらずファウルで止めてしまい、早々に警告を受けてしまいます。６分には右サイドからクロスを上げられ、またもやＦＷ吉田眞紀人選手にヘディングシュートを許し、１３分にもミドルシュートを撃たれるなど、連戦の疲れからか本来の動きができない湘南ベルマーレ。湘南ベルマーレがやりたいサッカーをＦＣ町田ゼルビアにやられてしまっている序盤となります。 ４３分には抜け出したＦＣ町田ゼルビアＦＷ中島裕希選手が右足を振り抜き、シュートは湘南ベルマーレゴールへ。これにＧＫ秋元陽太選手が素晴らしい反応を見せてボールに触り、ボールはゴールバーに当たり跳ね返ります。絶体絶命のピンチもゴールを守り抜いた湘南ベルマーレ。前半を０－０で折り返します。 後半に入り反撃に転じたい湘南ベルマーレ。５８分にはＭＦ菊地俊介選手からのスルーパスを受けたＭＦ石原広教選手がＦＣ町田ゼルビアゴールに迫ります。６３分にはＤＦ杉岡大暉選手が左サイドを突破しクロスを入れコーナーキックを得れば、６７分にはフリーキックのチャンスにＭＦ秋野央樹選手が直接ゴールを狙うなど、後半に入り湘南ベルマーレが攻勢に出ます。 ７７分には今年から背番号１０を背負うＭＦシキーニョ選手が石原広教選手と交代で初出場。敵地町田に駆け付けた約２，０００人の湘南ベルマーレサポーターも「バモ シキーニョ（行け！シキーニョという意味）」の大歓声で迎えます。そのシキーニョ選手と杉岡大暉選手が積極的に仕掛け、シキーニョ選手の高いテクニックの個人技と杉岡大暉選手のスピード溢れるオーバーラップで左サイドをグイグイ攻め込んで行きます。 ８７分には左サイドでパスを受けたシキーニョ選手がゴール前に入れたクロスはＦＷ端戸仁選手の頭に一直線。端戸仁選手の打点の高いヘディングシュートがＦＣ町田ゼルビアゴールを襲いますが、惜しくもゴールバーに跳ね返されゴールを奪うことができません。 最後の最後まで攻め込んだ湘南ベルマーレでしたが、残念ながら最後までゴールを奪うことができず、０－０のスコアレスドローで試合終了となりました。 試合終了後、Ｕ－２０日本代表に選出されたため、この試合を最後にしばらくチームを離れる杉岡大暉選手を応援歌で送り出した湘南ベルマーレサポーター。それに応え挨拶のためゴール裏に向かってきた杉岡大暉選手。年代別とは言え、日本を代表して世界と立派に戦ってくる姿を期待したいと思います。 ゴールデンウイーク３連勝とはいかなかった湘南ベルマーレですが、他の上位陣もドローが多く、自動昇格圏内の２位をキープしています。しかし下位との差が詰まり、ますます混戦のＪ２リーグになってきました。次節の試合結果次第では首位にもなれますが、一気に順位が落ちることもあるくらい変動があるかもしれません。 次節はアウェイ熊本でロアッソ熊本との対戦になります。そして次のホームＳｈｏｎａｎ ＢＷＭ スタジアム 平塚での試合は５月１７日（水）と平日開催となります。とは言え、対戦相手はアビスパ福岡。昇格争いのライバルとの直接対決、絶対に勝利したい一戦です。 いろいろと難しいかもしれませんが、仕事や学校のあとにぜひスタジアムにお越しいただき、絶対的なホームの雰囲気を作って勝利を選手たちと一緒に掴み取りましょう。 次節：５月１３日（土）１６時００分 ＶＳロアッソ熊本＠えがお健康スタジアム 次回ホームゲーム：５月１７日（水）１９時００分 ＶＳアビスパ福岡＠Ｓｈｏｎａｎ ＢＭＷ スタジアム平塚  サポーター記者：原田 昌義  |
| ? 2017-05-11 記 |