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2017J2リーグ第14節
日時:5月17日(水)19時03分キックオフ
会場:ShonanBWMスタジアム平塚
湘南ベルマーレ 0-3 アビスパ福岡

アウェイ熊本で最後の最後でゴールを奪い勝利し、首位に返り咲いた湘南ベルマーレ。今節はホーム Shonan BWM スタジアム平塚に戻り、3位につけるアビスパ福岡との対戦です。昨年はJ1で2戦2敗とアビスパ福岡にはやられてしまっただけに、絶対に勝利したい一戦です。

前半、湘南ベルマーレがここ数試合で強く意識している「つなぐサッカー」でボールを支配して、優勢に試合を進めます。6分には小刻みなパス交換からMF菊地俊介選手がゴール正面からシュート。惜しくもボールはゴールをそれてしまいましたが、とてもいい攻撃を展開します。
続く24分にはコーナーキックからこぼれたボールをまたもや菊地俊介選手がシュート。このシュートはゴールの上に。26分にはMF齊藤未月選手から右サイドを駆け上がってきた菊地俊介選手にボールが渡り、低いクロスをゴール前に。このクロスにMF石川俊輝選手が飛び込みますが、これはアビスパ福岡GK杉山力裕選手のファインセーブに阻まれ、そのこぼれたボールにFW野田隆之介選手が反応しますが、それ以上に素早い反応をしたGK杉山力裕選手に弾き出されゴールならず。
29分には、やはり細かなパス交換からDF岡本拓也選手がゴール前に抜け出し、フリーでシュート。しかしこのシュートも枠を捉えることができず、立て続けの決定機で決めきることができません。
ゴールを奪えないものの、「つなぐサッカー」でボールを支配する湘南ベルマーレ。前半終了間際に、自陣ゴール前でファウルによってアビスパ福岡にフリーキックを与えます。蹴るのはアビスパ福岡MF駒野友一選手。元日本代表によってゴール前に入れられたボールはアビスパ福岡MFジウシーニョ選手の頭にドンピシャで合ってしまい、ゴールを奪われてしまいます。45+4分というあと少しで前半終了という痛い時間帯に先制されてしまい、0-1で前半を終了します。

後半もボールを支配する湘南ベルマーレ。49分にはMF山田直輝選手の左足から放たれた強烈なミドルシュートが枠を捉えますが、これもアビスパ福岡GK杉山力裕選手が横っ飛びでボールを弾きだし、ゴールを奪うことができません。
すると58分、アビスパ福岡MF三門雄大選手がやや遠い位置からミドルシュート。これが湘南ベルマーレゴールの右上に突き刺さり、0-2とされてしまいます。ボールを支配しているにも関わらず、得点は0-2とリードされている展開を打開しようと、59分にMF石原広教選手に替えてFWジネイ選手を投入。69分には山田直輝選手に替えてFW表原玄太選手を、75分には野田隆之介に替えてMF下田北斗選手をピッチに送り、同点、逆転を狙って前線にフレッシュな戦力を送り出します。
しかし無情にも次の得点もアビスパ福岡。86分に途中出場のアビスパ福岡MH城後寿選手に頭で決められてしまい、試合を決定付けられてしまいました。

結局、大切な上位直接対決を0-3と完敗してしまった湘南ベルマーレですが、試合の内容、特に前半の内容は曺貴裁監督にして「僕が監督をしてからもベストなゲーム」と言うくらいいい内容のものでした。決していつまでも下を向くような敗戦ではありません。
次の戦いもすぐにやってきます。相手は松本山雅FC。以前、湘南ベルマーレをJ1へと導いた反町監督が率いるチームです。昇格争いの相手となるであろう松本山雅FC。湘南ベルマーレの選手たちは、敗戦を引きずることなく、しっかりと準備をして次戦に臨んでもらいたいと思います。

次節:5月21日(日)13時00分 VS松本山雅FC@アルウィン(松本)
次回ホームゲーム:5月27日(土)16時00分 vsモンテディオ山形@Shonan BMW スタジアム 平塚
20170519 a7830

サポーター記者:原田 昌義

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 ? 2017-05-22 記