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2017J2リーグ第15節
日時:5月21日(日)13時03分キックオフ
会場:松本平広域公園総合球技場
松本山雅FC 1-2 湘南ベルマーレ
得点:野田隆之介(47分)
山田直輝(62分)

前節、ホーム福岡戦で0-3と完敗し、首位の座を明け渡した湘南ベルマーレ。しかし内容は決して悲観するものではなく、今後に大きな期待を抱かせる内容だっただけに、直後のこの試合はとても重要な、意味のある試合。元湘南戦士も多い松本山雅FCとアウェイ松本の地で対戦しました。

試合は、序盤から「つなぐサッカー」で湘南ベルマーレがボールを支配します。松本山雅FCが、あまり前から守備に来ないこともあって、高い位置でディフェンスラインを構築し、ゲームを有利に展開します。
12分、MF齊藤未月選手が右サイドから低いクロスをゴール前に。これをMF菊地俊介選手がダイレクトで合わせますが、松本山雅FCのGK村山智彦選手が反応してゴールを奪えません。昨年1年間、湘南ベルマーレのゴールを守った村山智彦選手。簡単にはゴールは許してくれません。
31分には中央でボールを受けたFW山田直輝選手がシュートに行くと見せかけて、スペースにパス。ここに走り込んできたDF石原広教選手が強烈のシュートを放ちます。しかし、これもGK村山智彦選手の好セーブによって得点には至りません。しかし完全に松本山雅FC守備陣を崩してからのシュートに、湘南ベルマーレサポーターのゴールへの期待がより高まります。
直後の32分には遠めの位置から山田直輝選手が強烈なロングシュート。このシュートは惜しくもゴールマウスから逸れますが、前節福岡戦と比較すると格段にゴールの可能性を感じる攻撃が続きます。しかし結局、前半は0-0で終了します。

30℃を越える真夏のような暑さの中でも、対戦相手に走り勝ち、ボールを自分たちで動かしていこうとする湘南ベルマーレ。後半も開始早々に松本山雅FC陣内に攻め込みます。
47分、左サイドからMF石川俊輝選手がクロスを入れた流れから、最後はFW野田隆之介選手が相手を背負った状態でオーバーヘッドシュート。これがゴール左隅に吸い込まれ、湘南ベルマーレが待望の先制点を奪います。野田隆之介選手はこれが今季初ゴール。このゴールを多くの湘南ベルマーレサポーターは待っていただけに、「ノダ!ノダ!リュウノスケ!」の大声援が敵地アルウィンに響き渡ります。
しか53分、松本山雅FCはスローインの流れからFW石原崇兆選手が遠い位置からミドルシュート。これが湘南ゴール右隅に吸い込まれ同点に追いつかれてしまいます。
しかし、勝利への気持ちが強い湘南ベルマーレは62分、コーナーキックからの球をDFアンドレ・バイア選手が一生懸命に追いかけてマイボールに。パウ交換を経て、アンドレ・バイア選手がクロスをゴール前へ。そこに飛び込んできたのは、身長168cmの山田直輝選手。豪快なヘディングシュートはGK村山智彦選手の手を弾き、ゴールに吸い込まれます。山田直輝選手にとっても今季初得点。サポーターに向かって、胸のエンブレムを握りしめ、湘南ベルマーレへの愛情を表現すると、湘南ベルマーレサポーターから大歓声が上がります。
この後はミドルシュートからゴールを脅かされることもあったものの、途中出場のDF島村毅選手が相手の高さに対抗するなど、基本的にはしっかりと湘南ベルマーレの選手たちが対応し、最後は敵陣でのボールキープで時間を使う、勝者のメンタリティで松本山雅FCを1-2で撃破。他会場の結果もあって、2位に浮上しました。

次節はホームShonanBWMスタジアム平塚でモンテディオ山形との対戦です。現在10位とは言え、失点数は湘南ベルマーレと同じ失点数で、固い守備は健在と言ったところでしょうか。首位から8位までが勝ち点6差の中にひしめく、混戦のJ2リーグ。勝ち抜くためにはサポーターの声援は不可欠です。平塚市内では運動会が開催される学校もあるなど、なかなかお忙しいとは思いますが、ぜひ夕方の都合をつけていただき、ぜひスタジアムにお越しください。そして、絶対的なホームの雰囲気を作って勝利を選手たちと一緒に掴み取りましょう。

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次節:5月27日(土)16時00分 VSモンテディオ@ShonanBMWスタジアム平塚

サポーター記者:原田 昌義

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 ? 2017-05-29 記