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2017J2リーグ第20節
日時:6月25日(日) 18:03
キックオフ 会場:ニッパツ三ツ沢球技場


湘南ベルマーレ  1 - 0  横浜FC

前節のホームゲーム京都サンガFC戦、MF岡本拓也選手の試合終了間際の劇的なゴールでリーグ戦2連勝を飾った湘南ベルマーレ。

リーグ戦の合間に行われた天皇杯2回戦でも国士舘大学を相手に1-0の勝利。 公式戦3連勝と勢いに乗る湘南ベルマーレは今節、同じ神奈川県の横浜市にあるニッパツ三ツ沢球技場に乗り込み、昇格戦線で2位の湘南ベルマーレを追いかける3位の横浜FCとの対戦に臨みました。

試合前からサポーターの数と熱気でホームの横浜FCサポーターを遥かに上回っていた湘南ベルマーレサポーターが素晴らしい雰囲気を創り出した熱戦必至の神奈川ダービーは、ダービーマッチにも上位対決にも相応しい攻防になりました。

前半から試合を優位に進めたのはホームの横浜FC。 今季ここまで13得点を挙げ、J2リーグ得点ランキングで単独トップに立つノルウェー人FWイバ選手が攻撃の起点になり、そこから複数の選手たちが上手く絡み合って湘南ベルマーレゴールに襲いかかります。

日本のサッカーファンの間で“戦術イバ”と恐れられているイバ選手のテクニックとパワーが大いに発揮される場面が目立ちますが、湘南ベルマーレも集中を切らすことのないプレーを連続して横浜FCの攻撃に対応。焦れない闘いに持ち込みます。

守勢に回ることが多かった湘南ベルマーレでしたが、前半35分、最終ラインの位置から攻撃参加してきたDF山根視来(みき)選手が右サイドからクロスをゴール前へ送ると、このボールをヘディングでクリアしようとした横浜FCのDF小宮山尊信選手のボールが自陣のゴールネットを揺らしてしまい、とてもラッキーな形でアウェーの湘南ベルマーレが先制点を授かります。

湘南ベルマーレの1点リードで迎えた後半、同点にしようと前がかりになった横浜FCの隙を突くように湘南ベルマーレが追加点を奪いに前進しますが、FW山田直輝選手の渾身の力を込めたミドルシュートはクロスバーに当たり、途中出場のMF齊藤未月選手のヘディングシュートは横浜FCのGK高丘陽平選手にセーブされ、MF石川俊輝選手の狙いすましたミドルシュートがわずかにゴールの枠を外れる等、なかなか試合を楽に進めることが出来ません。

ホームゲームで絶対に上位対決を落とすことが出来ない横浜FCも、運動量の多いアタッカーの選手を増やして攻勢に出ますが、湘南ベルマーレ守備陣の身体を張った守りもあり、ゴールを奪うことが出来ません。

結局試合はこのまま1-0で終了。 湘南ベルマーレは今季初のリーグ戦3連勝! 勝ち点を40に伸ばし、タフな上位対決そして神奈川ダービーを制することが出来ました。

この試合でサポーターから最も声援を送られていたのは在籍9年目の最古参、31歳のベテランDF島村毅選手。 持ち前の高さとパワーを活かし、前述のイバ選手を無得点に抑えることに見事成功。 前半途中に味方選手との接触で側頭部を2針縫う裂傷を負いながらも、文字通りの身体を張った守備で相手のエースを封殺した島村選手のプレーにエネルギーをもらったサポーターも多かったことでしょう。

そして次節はホーム平塚に戻り、同じJ2降格組の名古屋グランパスとの対戦となります! J1リーグ級の戦力と実力を持つチームとの対戦となりますが、公式戦4連勝の勢いを活かして必ずや良い結果をもたらしてくれるはずです。 是非ともホームスタジアムに足を運んで頂き、これから来るであろう本格的な夏の暑さに負けないくらいのスタジアムの熱気を感じながら、選手たちを後押しして頂きたいと思います。

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次節:7月1日(土) 19時00分 vs名古屋グランパス@Shonan BMW スタジアム平塚

サポーター記者:佐々木 駿

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 ? 2017-06-27 記