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2017J2リーグ第22節
日時:7月8日(土)19時03分キックオフ
会場:大分銀行ドーム
  大分トリニータ 0 - 0 湘南ベルマーレ
 
 前節、ホームShonan BMW スタジアム平塚で名古屋グランパスを相手に、2-1で勝利した湘南ベルマーレ。4連勝で首位アビスパ福岡から勝ち点を離されることなく、ピッタリと追走しています。今節は遠く離れた九州大分の地で、大分トリニータとの対戦です。
 大分銀行ドームは完全密閉式のドームではなく、スタジアムに屋根部分を乗せたようなスタジアムで、風が抜けるのはスタンドよりも上にある「隙間」のような部分だけ。気温27.2℃湿度が83%と、かなり蒸し暑い環境下での試合となりました。

 まずは開始直後の3分。湘南ベルマーレはコーナーキックからDF山根視来(みき)選手が右足でダイレクトシュート。残念ながら枠を捉えることはできませんでしたが、かなり惜しいシュートでした。前節もコーナーキックから得点を奪っているだけに、コーナーキックからのゴールに湘南ベルマーレサポーターの期待が高まります。 続く6分、ゴール前でMF秋野央樹選手からのパスを受けたFW野田隆之介選手。ボールを巧く浮かせて、大分トリニータDFを背負いながら技ありのシュート。残念ながら、このシュートも枠に飛ばず。しかし、アウェイ松本山雅戦のゴールを彷彿とさせるシュートに、ゴールへの期待が更に高まります。 13分には右サイドを駆け上がったDF山根視来選手からのクロスをFW野田隆之介選手がヘディングシュートでゴールを狙えば、19分にはFW山田直輝選手のフリーキックをDFアンドレ・バイア選手が頭で合わせゴールを狙いますが、どちらもゴールを割ることができません。 かなり蒸し暑い状況ながらも、一生懸命にプレーする湘南ベルマーレ、大分トリニータの両チーム。給水タイムを挟んだあとも互角の戦いが続き、前半は0-0で折り返します。
 後半開始時、湘南ベルマーレはMF奈良輪雄太選手に替えてMF齊藤未月選手を投入。システムを変更して先制点を狙いに行きます。52分、絶好の位置でフリーキックを得た湘南ベルマーレ。MF秋野央樹選手が蹴ったボールはゴールの上を越えていきます。 70分、中央のMF石川俊輝選手から展開されたボールを受けたFW端戸仁選手。狙いすましたグラウンダーのクロスはファーサイドへ。大分トリニータのGK上福元直人選手も飛び出すことができない絶妙なクロスに走り込んだのはFW野田隆之介選手。最後は懸命に滑り込み足を伸ばしますが、わずかに届かず、ゴールを奪うことができません。足を攣りながらも懸命にゴールを狙う野田隆之介選手。73分にFW藤田祥史選手との交代でベンチに下がりますが、白いアウェイユニフォームがかなり汚れている姿は全力でゴールを狙って戦った証明と言えるでしょう。
一方の大分トリニータも、ちょっとしたパスミスを見逃さずカウンターで攻め込み、ビッグチャンスを迎えます。80分には左サイドを攻め上がられてしまい、絶体絶命のピンチを迎えますが、大分トリニータMF川西翔太選手のヘディングシュートはGK秋元陽太選手の正面に飛び、がっちりキャッチ。ゴールを許しません。 89分にはスローインから細かくボールを繋がれ、左サイドからクロスを入れられてしまいます、これはギリギリで大分トリニータの選手には合わず、事なきを得ます。結局このまま0-0のスコアレスドローで試合は終了となりました。
 首位アビスパ福岡が敗れたため、勝ち点差1という僅差とは言え、首位の座に戻った湘南ベルマーレ。「負けないこと」によって得た勝ち点1によって首位に立つことができました。この順位のままシーズンを終わることができるよう、選手や監督、コーチ、フロントスタッフとサポーターなど湘南ベルマーレに関わるすべての人が1つになっていきたいと思います。 次節はホームShonan BMW スタジアム平塚で東京ヴェルディとの対戦です。前半戦は2-3で勝利した相手ですが、東京ヴェルディはその分まで気合いを入れて平塚に乗り込んでくるでしょう。また、現在5位の東京ヴェルディ」は昇格争いの相手でもあります。強敵であることは間違いありません。3連休の中日ではありますが、ぜひスタジアムにお越しいただき、絶対的なホームの雰囲気を作って勝利を選手たちと一緒に掴み取りましょう。
次節:7月16日(日)19時00分 VS東京ヴェルディ@Shonan BMW スタジアム平塚
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 最後に… この大分トリニータ戦の数日前、福岡県と大分県では大雨による自然災害で甚大な被害を受けました。これを受けて、湘南ベルマーレサポーターは、試合前と試合終了後に横断幕を掲出致しました。 「1日も早く九州に平穏な毎日と最高の週末が戻りますように」 犠牲となってしまった方々に対し、ご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
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サポーター記者 原田 昌義

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