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2017 J2リーグ第23節
日時:7月16日(日) 19:04キックオフ
会場:Shonan BMW スタジアム平塚
湘南ベルマーレ   2 - 0  東京ヴェルディ


前節、大分トリニータとのアウェイゲームに臨んだ湘南ベルマーレはピッチ上の気温が35度、湿度が80%というかなり過酷な条件の中、一進一退の攻防を続けながらも決め手に欠いて0-0の引き分けという結果に終始。
しかし、勝ち点で並ぶ首位のアビスパ福岡が敗れたことで僅差ながらも首位に躍り出ることが出来ました。
今節はホーム平塚へ戻り、J1昇格争いで湘南ベルマーレを追いかける立場にある東京ヴェルディとの対戦となりました。
前半から仕掛けたのはアウェイの東京ヴェルディ。
サッカー強豪国のスペインで数々の実績を残してきた智将ロティーナ監督の元でサッカーに必要な技術を大いに落としこまれた選手たちが躍動。
2013年から2シーズン湘南ベルマーレに在籍していたMF梶川諒太選手、攻撃の中心のブラジル人選手のFWアラン ピニェイロ選手、FWドウグラス ヴィエイラ選手の3トップを軸に湘南ベルマーレゴールへ襲い掛かります。
ホームの湘南ベルマーレも出場停止明けのFW ジネイ選手、チームに欠かせない主力選手に格を上げたFW山田直輝選手が東京ヴェルディゴールを強襲しますが、ゴールを奪うことは出来ず。
互いの想いがぶつかる好ゲームは0-0のまま後半へ。
後半に入るとホームの湘南ベルマーレが押し込む展開が増えて、得点への期待感が増します。
すると後半17分、湘南ベルマーレはコーナーキックの混戦の流れから、攻撃参加していたDFアンドレ・バイア選手が本職のフォワード顔負けの見事なボレーシュートを叩き込みます!
チームの守備の要であり、選手・スタッフ・サポーターからも信頼されているアンドレ・バイア選手のファインゴールでスタジアムのボルテージが一気に上がります。
失点後、積極的な選手交代で流れを引き寄せたい東京ヴェルディでしたが、試合を決定づけるゴールを奪ったのは湘南ベルマーレでした。
後半33分、左サイドのMF奈良輪雄太選手からのパスを受けたFW山田直輝選手が中盤から前線へと飛び出してきたMF石川俊輝選手へとスルーパス。
石川選手はパスを受けてからそのままシュートを打つことも出来ましたが、シュートを打たずにワンタッチで後ろから走り込んできたMF秋野央樹選手へパス。
中盤の真ん中でボランチコンビを組む相方から、“どうぞ打ってください”と言わんばかりの丁寧なラストパスを受けた秋野選手は、走り込んできた勢いそのままに得意の左足で綺麗な弾道のミドルシュートを放つと、このボールが東京ヴェルディゴールに突き刺さります!
秋野選手の湘南ベルマーレ加入後初ゴールでリードを2点に広げます。
その後も危なげなく試合を進めた湘南ベルマーレが上手く試合を終わらせて、東京ヴェルディを相手に2-0の勝利。
これで湘南ベルマーレは勝ち点を47に伸ばし、J2首位の座をキープしました。
J2のチームの中でも闘い方がかなり整備されている東京ヴェルディを相手にしながらも、やらせるところは最小限に食い止めて、自分たちのリズムの時間帯の時にゴールを奪うという、サッカーにおける強いチームの勝ち方を実践出来ていて、チームと個人の成長を大いに感じ取れる一戦になりました。
まだまだ課題もありますが、J1昇格からその先の目標の為に日々努力し続けている湘南ベルマーレの闘いから目が離せないですね。
そして次節はアウェイでモンテディオ山形との対戦となります!
前半戦のホームゲームでは試合終了間際に得点を奪われて敗れているだけに、リベンジを果たしたいところ。
本格的な暑さが続くこの夏の時期の山形での試合となりますので足は運びにくいとは思いますが、アウェイの地で闘う選手たちに気持ちを送ってもらって、次回のホームゲームでは是非スタジアムに足を運んで頂いて選手たちを後押しして頂きたいと思います。
次節:7月22日(土) 18時00分 vs モンテディオ山形 @NDソフトスタジアム山形
次回ホームゲーム:7月29日(土) 19時00分 vs徳島ヴォルティス @Shonan BMW スタジアム平塚

サポーター記者:佐々木 駿
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 ? 2017-07-18 記