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2017J2リーグ第24節
日時:7月22日(土) 18:03キックオフ
会場:NDソフトスタジアム山形

湘南ベルマーレ 0-3  モンテディオ山形

前節、ホーム平塚で東京ヴェルディとの上位対決を制し、首位をガッチリとキープした湘南ベルマーレ。 今節はアウェイで現在15位に沈むモンテディオ山形との対戦となりました。

前回の対戦では試合終了間際に失点を喫し、悔しい負け方をした湘南ベルマーレは首位チームとしての実力を大いに示したいところでしたが、地の利を生かしたモンテディオ山形の闘い方に後手を踏む場面が多く、なかなか攻勢に転じることが出来ません。
前半を0-0で折り返した湘南ベルマーレでしたが後半10分、モンテディオ山形のクロスを跳ね返したクリアボールを最終ラインから攻撃参加してきたモンテディオ山形DF加賀健一選手に拾われ、その流れから見事なミドルシュートを決められてしまい、先制点を奪われてしまいます。
1点をリードされた湘南ベルマーレは今夏にJ1大宮アルディージャから移籍加入し、今節の試合から出場登録されたFWドラガン・ムルジャ選手をピッチに送り込みます。
2010年の南アフリカワールドカップセルビア代表にも選出された実力と経験を持つムルジャ選手を中心にモンテディオ山形ゴールを脅かしたいところでしたが、選手同士の意思疎通が合わずに焦りばかりが目立ち始めます。
一矢報いたい湘南ベルマーレではありましたが、後半29分と38分にモンテディオ山形FW阪野豊史選手に立て続けにゴールを許してしまい、スコアは0-3。
程良い緊張感とリラックスさを保って集中した闘いを見せたモンテディオ山形の前に湘南ベルマーレは完全に沈黙。 5月27日のホームゲームのモンテディオ山形戦以来、8試合ぶりとなる敗戦を喫してしまいました。
試合後の選手コメントでこの日先発フル出場したMF山田直輝選手が「今日は山形にも負けて、自分達にも負けた」と語ったように、モンテディオ山形の勢いを受け止めきれず、湘南ベルマーレの選手たち自身がパニックになってミスが増えて、相手の思い通りの展開に進んでいった印象が見受けられました。
試合を観戦していて、選手たちが闘うピッチだけでなく応援していたサポーターが陣取るスタンドにも、首位という立場に居座っているが故の“隙”があったのかなあと感じました。
ここまで7戦負けなしの首位チームvs4連敗&怪我人続出の15位チームという構図でもあった今節だけに、湘南ベルマーレにとって逆に難しい精神状態であったのは間違いなかったかな、と。
ですが、厳しい状況だからこそモンテディオ山形は自分たちが最大限に出来ることを努力して行い、今節の素晴らしい結果を得られたのかなあと思いました。 やるべきことの方向性は見失ってはいけないということを改めて考えされましたね。
そして次節はホームゲーム、相手は2位のアビスパ福岡を倒して昇格戦線に殴り込みをかけつつある3位の徳島ヴォルティスとの対戦となります。 前回の対戦ではアウェイゲームで圧倒されながらも、虎の子の1点を守りきった湘南ベルマーレ。 今後の展開を占う上でも見逃せない直接対決になります!
そう言った意味でもJ2のレベルを越える熱い試合になることは間違いないと思うので、Shonan BMW スタジアム 平塚に是非足を運んで頂いて、チームへの想いを胸に選手たちを後押しして頂きたいと思います。
次節:7月29日(土) 19時00分 vs徳島ヴォルティス@Shonan BMW スタジアム平塚

サポーター記者:佐々木 駿
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 ? 2017-07-28 記