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2017J2リーグ第29節
日時:8月20日(日) 19:03キックオフ
会場:Shonan BMW スタジアム平塚

湘南ベルマーレ  0 - 0  ロアッソ熊本

前節、アウェイで行われたジェフユナイテッド千葉戦で相手チームに圧倒的に押されていたものの、途中出場のFWドラガン ムルジャ選手の加入後初ゴールで勝利を収めた湘南ベルマーレ。
今節はホーム平塚に戻ってロアッソ熊本との対戦となりました。

長崎、千葉とアウェイ2連戦で2連勝を飾った勢いそのままに、前半から湘南ベルマーレを押し込む展開で試合が進みます。

しかし、前半13分にFW表原玄太選手が放ったシュートはクロスバーに弾かれてしまい、前半20分のコーナーキックではMF山田直輝選手が仕掛けたサインプレーからMF秋野央樹選手が走り込んでシュートを放つもロアッソ熊本GK畑実選手のセーブに防がれ、主導権は握るものの先制点を奪えないヤキモキした雰囲気になります。

サイドが変わった後半、湘南ベルマーレにアクシデントが発生。
この試合で移籍加入後初の先発出場を果たしたFWドラガン ムルジャ選手がドリブルで抜け出し相手キーパーと1対1になる決定機を迎えますが、シュートブロックを敢行した相手ディフェンダーと接触した際に右脚を負傷。
ムルジャ選手自ら交替を訴え、急遽FWジネイ選手が出場します。

前節のジェフ千葉戦で決勝ゴールを挙げ、自らの存在だけで相手守備陣を威圧させることができるムルジャ選手の負傷交替と、後半になって闘い方を変えてきたロアッソ熊本の勢いが増してきて、湘南ベルマーレは思うようなプレーが出来ずに急げば急ぐほどミスが増える悪循環に陥ります。

生まれも育ちも平塚、崇善小学校→江陽中学校出身の地元の星、途中出場のMF下田北斗選手が何とかしようとピッチを駆け巡りますが、後半40分に自らに訪れた決定機をモノにすることは出来ず。

後半終了間際、湘南ベルマーレはロアッソ熊本のカウンターを浴び、ロアッソ熊本FW田中達也選手が抜け出してキーパーと1対1という場面を迎えますが、この危機をGK秋元陽太選手がまったく動じることなく防いで相手の千載一遇のチャンスを潰します。

結局試合は0-0のまま終了。
湘南ベルマーレの連勝は4でストップしましたが、勝ち点を60に伸ばすことが出来ました。

前節はシュート2本の内の枠内シュート1本が得点となって勝利を収め、今節はシュート15本で得点はゼロ。
サッカーというスポーツの摩訶不思議さ、ほんの少しのズレが時間の経過と共に大きな綻びになっていく怖さというものを改めて実感しました。

シーズンの3分の2が終わったこの状況から、残りの13試合でどれだけチームが闘えることができるのかをしっかり見届けたいと思います。

そして次節はアウェイでザスパクサツ群馬との対戦となります。
現在最下位に低迷しているチームとの対戦となりますが、気を緩めることなく、むしろ引き締めて大事な終盤戦を迎えていってほしいですね。

まだまだ暑い時期のアウェイゲームで参戦は難しいとは思いますが、程よく遠い群馬の地まで思いを送ってもらい、神奈川ダービーとなる次回のホームゲームではスタジアムに足を運んで頂いて、絶対的なホームの雰囲気を創り上げてチームへ大きな声援を送って頂ければと思います。


次節:8月26日(土) 19時00分 vsザスパクサツ群馬@正田醤油スタジアム群馬

次回ホームゲーム:9月2日(土) 19時00分vs横浜FC@Shonan BMW スタジアム平塚

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サポーター記者 佐々木 駿

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 ? 2017-08-23 記