2018J1リーグ第3節 日時:3月11日(日) 16:03キックオフ 会場:Shonan BMW スタジアム平塚
湘南ベルマーレ 0-0 名古屋グランパス
前節行われた昨季のJ1リーグ王者川崎フロンターレとのアウェイゲーム、相手に先制を許す展開となりましたが大卒ルーキーMF松田天馬(てんま)選手のプロ初ゴールで追いつき、1-1の引き分けに終わりながらも相手に臆することのない闘いを見せて、勝ち点を持って帰ることに成功した湘南ベルマーレ。
リーグ戦の合間に行われたYBCルヴァンカップのサガン鳥栖戦では勝利を収め、公式戦3試合負けなしと好調なスタートを切ったベルマーレは今節、ホーム平塚に名古屋グランパスを迎えての一戦に臨みました。
試合開始から攻め込むのはリーグ戦開幕2連勝中のアウェイの名古屋グランパス。 今季からJリーグにやってきた外国人選手の中で1番の大物選手との呼び声が高い現役ブラジル代表候補のFWジョー選手、昨季夏にチームに加入してからの半年間で日本サッカー界にに大きな衝撃をもたらしたMFガブリエル・シャビエル選手の強力ブラジル人コンビを軸に、FW青木亮太選手、MF和泉竜司選手らイキのいい若手アタッカー陣がテクニカルかつ強引な攻撃を見せてベルマーレ守備陣に幾度となく襲い掛かります。
相手の執拗な攻撃にも屈しないベルマーレはGK秋元陽太選手、DFアンドレ・バイア選手を中心に粘り強く対応。 川崎戦の時と同様に、チームで闘い方の意識を高く共有しながら相手の隙を突く作戦に出ます。
後半に入っても“湘南スタイル”vs“名古屋スタイル”の闘いはどちらも譲ることなく続き、ピッチ上では常にプレー強度の高いギリギリの攻防が観られる好ゲームが展開されます。
チームの勝利の為に頭を使って走る、ボールを止める・蹴る、相手よりも身体を張る、心・技・体を駆使してゴールを狙うといったサッカーの原点となる動きを選手たちがピッチ上で体現。 両チームのサポーターの応援にも自然と熱が入り、時にワクワクしたり、時にハラハラしたり、スタジアムの空気がより一層の盛り上がりを見せます。
両チーム共に全力を出し尽くしたものの、試合は0-0のまま終了。痛み分けというよりは勝ち点1を積み上げた、という表現が似合う試合となりました。
試合が行われた3月11日はもはや説明不要だとは思いますが、東日本大震災が起きてから7回目の“3.11”です。
当たり前に起こってたことが、当たり前じゃないと考えさせられた出来事でした。 まだまだ復興へ向けて道半ばという状態が続いていますが、絶対に忘れることなく胸に刻んで前を向いて進んでいけば明るい未来が待っていると思うので、それぞれの日々の生活を全力で送っていきたいですね!
サッカーボールがもたらす絆、世界中を動かせる無限大のチカラを、これからも微力ながら伝えてきたいと思います!
湘南ベルマーレの今後の闘いはというと、14日の水曜日にルヴァンカップのV・ファーレン長崎戦、18日の日曜日にJ1リーグFC東京戦、代表戦の影響で2週間の間が空いたあとの31日の土曜日にJ1リーグセレッソ大阪戦といった具合に、3試合連続でアウェイゲームという日程になっております。
スタジアムへ足は運びにくいとは思いますが、地域の誇りを持って闘うチームに想いを届けてもらい、来月に行われるホームゲームへ是非とも強い関心を持っていただけると大変嬉しいです。
自分の人生を全力で“ALIVE”していきましょう!!!
次節:3月18日(日) 15時00分 vsFC東京@味の素スタジアム
次回ホームゲーム:4月4日(水) 19時00分 vsヴィッセル神戸 @Shona BMW スタジアム平塚
サポーター記者:佐々木 駿
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