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2018J1リーグ第4節
日時:3月18日(日) 15:03キックオフ
会場:味の素スタジアム

湘南ベルマーレ  0-1   FC東京

先週の日曜日に行われたJ1リーグ第3節、ホーム平塚で行われた名古屋グランパス戦は0-0の引き分け、名古屋戦から中3日で行われたJリーグYBCルヴァン・カップ グループD第2節のV・ファーレン長崎とのアウェイゲームは若手主体のメンバーで臨むも1-2の逆転負け。
様々な選手が試合に出てはいるものの、直近の公式戦2試合で勝利という結果を残せなかった湘南ベルマーレ。

リーグ戦3試合負けなしの安定性を持続させたい今節、ベルマーレはFC東京のホーム味の素スタジアムへと乗り込み、開幕戦以来のJ1リーグ戦勝利を狙う闘いに臨みました。

試合開始からホームのFC東京、アウェイのベルマーレ共にモチベーションの高さ、プレーの出足の速さが目立ち、積極的にゴールを狙いに行く姿勢が伝わってきます。
ベルマーレは移籍加入後初先発のMF梅崎司選手、21歳以下の日本代表に選出されたMF杉岡大暉選手が陣取る左サイドを中心に攻撃を組み立ててチャンスを伺います。

お互いに決め手を欠く中、前半終了間際にベルマーレに先制点を挙げる絶好機が訪れます。
前半43分、ベルマーレは相手ペナルティエリア付近で直接フリーキックを獲得すると、このフリーキックから梅崎選手が正確な右足のキックでゴールを狙います。
しかしこのボールは無情にもゴールポストを叩き、先手を奪えず。

エンドが変わった後半、さらにゴールへの意欲を強めたいベルマーレでしたが、FC東京に出鼻を挫かれてしまいます。
後半開始数十秒、ベルマーレはFC東京にすぐさまボールを奪われFC東京FWディエゴ・オリヴェイラ選手にペナルティエリア付近でボールを持たれると、シュートを撃てる態勢を整えたオリヴェイラ選手がゴールの位置を確認して鋭く右足を一閃!
強烈な弾道のミドルシュートが湘南ゴールに突き刺さり、ホームのFC東京に先制を許します。

なんとか流れを立て直したいベルマーレでしたが、前半からチームの攻撃の中心選手として躍動していた梅崎選手が自ら脚の不調を訴えて途中交代。梅崎選手の替わりにはベルマーレ下部組織出身のMF齊藤未月選手が入り、後半21分にはドリブル突破の得意なMFミキッチ選手、これがJ1デビューとなる高卒ルーキーMF新井光選手の2選手を同時に投入。

残り20分以上を残した段階で交代枠を使い切る大胆な策に打って出てますが、地力に勝るホームチームの勢いを削ぐどころか逆に相手にとって試合を進めやすい展開になってしまい、ベルマーレは得点を奪う形すら作ることが出来ません。

試合終盤、ベルマーレはDFアンドレ・バイア選手の位置を最終ラインから最前線へと変更。
空中戦の強いディフェンダーを攻撃参加させてロングボールを放り込む“パワープレー”作戦を強行しますが、FC東京のDF森重真人選手、DFチャン・ヒョンス選手の日韓代表DFコンビが君臨する壁をこじ開けることはできず。

結局試合は0-1のまま終了。リーグ戦初黒星を喫しただけでなく、相手に対してほぼ脅威になることが出来なかった無力感とやるせなさが残る敗戦となってしまいました。

アウェイのゴール裏スタンドには2000人以上のベルマーレサポーターが詰め掛けましたが、勝利という結果を送り届けることは出来ず。
“気合い”というよりも、“気負い”の部分が色濃く残る内容に終始していましたが、シーズンは始まったばかり。
立て直す時間とやり方はまだまだ残されているので、結果をしっかりと受け止めてまた次の試合でベストを尽くせるようにチームを後押ししていきたいですね!

J1リーグ戦の次節、ベルマーレはアウェイで昨シーズン上位に躍進し、ルヴァン・カップと天皇杯の2冠に輝いたセレッソ大阪との対戦となります。
手強い相手との対戦が続きますが、引き続きチームへの後押しをお願いすると共に、ホームゲームの際には是非ともスタジアムを足を運んでいただいて、ロシアワールドカップに向けて盛り上がっている日本サッカー界の雰囲気を感じとってもらえると嬉しいです!
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サポーター記者:佐々木 駿

次節:3月31日(土) 19時00分 vsセレッソ大阪@キンチョウスタジアム

次回ホームゲーム:4月4日(水) 19時00分 vsヴィッセル神戸 @ Shonan BMW スタジアム平塚

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 ? 2018-03-23 記