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2018Jリーグ YBCルヴァンカップ Dグループ第3節
日時:4月4日(水) 19:03キックオフ
会場:Shonan BMW スタジアム平塚

湘南ベルマーレ  0-3   ヴィッセル神戸

先週末にアウェイで行われたJ1リーグ第5節のセレッソ大阪戦、一度は同点に追いついたものの試合終盤に再びリードを許し、1-2の悔しい敗戦を喫して公式戦3連敗となってしまった湘南ベルマーレ。
リーグ戦の合間に行われるルヴァンカップの試合が訪れた今節はヴィッセル神戸をホーム平塚に迎えての一戦。結果は出ていませんが、上昇するキッカケをなんとか作り出したいところ。

試合開始からホームのベルマーレが先手を取ろうと躍動。今季公式戦初スタメンのFW端戸仁選手、チームキャプテンのFW高山薫選手を軸に神戸ゴールに襲いかかりますが、最初に訪れた決定機での端戸選手のヘディングシュートはゴールバーを叩き、先制点奪取とはならず。

逆に前半23分、ヴィッセル神戸の逆襲を喰らってしまったベルマーレ。ゴール前でのこぼれ球を最後はヴィッセル神戸MF佐々木大樹選手に決められてしまい、先制点を献上してしまいます。

先制点を奪われても攻撃への意欲を示してきるベルマーレは、左サイドを突破したMF高橋諒選手の低い弾道のクロスボールにゴール前でFW新井光選手が右足でシュートを放ちますがゴールの枠から逸れて同点ゴールを決める機会を失ってしまいます。

すると前半30分、湘南陣内右サイドのルーズボールの競り合いでヴィッセル神戸FWウェリントン選手が湘南ベルマーレDF坂圭祐選手を反則スレスレの体当たりでボールを分捕って湘南ゴール前へと疾走。
古巣対戦となったウェリントン選手にほぼノープレッシャーの流れからシュートを決められてスコアは2-0。ゴールを奪う機会を自ら手放してからの2つの失点を受け、ホームスタジアムにどんよりと重い空気が流れます。

なんとか流れを立て直したいベルマーレは後半に入るとFWイ・ジョンヒョプ選手、MF梅崎司選手、DF杉岡大暉選手といった攻撃的な選手たちを立て続けに投入しますが、2点リードして心に余裕の出来た神戸イレブンを脅かすことすら出来ず、時間だけが無情に過ぎていきます。

後半41分、ベルマーレは途中出場の杉岡選手が自陣ペナルティエリア内で反則を犯し、神戸にペナルティキックを与えてしまいます。
このPKをヴィッセル神戸FW渡邉千真選手に確実に決められて勝負あり。

約3週間ぶりのホームゲームでほとんど良いところを出せなかった内容に終始。無残にも0-3という結果に終わり、これで公式戦4連敗となりました。

何もかもが悪かった、というわけではなかったのですが、応援しているチームとはいえ“俺がチームを勝たせるんだ!”と言った具合の熱の入った選手が果たして何人居たのか?と疑ってしまうくらい、覇気のない90分間だったなあというのが試合を観終わっての印象でした。

チームに関わる全ての個人が何かしらの面でもっとレベルアップをしていかないとJ1リーグでは闘っていけないぞ、というサッカーの神様からのメッセージかもしれませんね。

公式戦のホーム連戦となる次節はJ1リーグ第6節、相手は前回の記事でも紹介しましたが、Jリーグで1番タイトルを獲得している強敵にして難敵の鹿島アントラーズです。

かなり手強くて厄介な相手ではありますが、勝負の世界なので何が起こるかはわかりません。
下馬評をひっくり返す闘いを起こすべく、今週末は是非ともスタジアムに足を運んでいただき、チームに勇気を与える声援を送っていただければと思います。
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サポーター記者:佐々木 駿

次回ホームゲーム:4月7日(土) 19時00分 vs鹿島アントラーズ  Shonan BMW スタジアム平塚

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 ? 2018-04-09 記