2018J1リーグ第10節 日時:4月25日(水) 19:03キックオフ 会場:Shonan BMW スタジアム平塚
湘南ベルマーレ 1-0 ガンバ大阪
前節、横浜F・マリノスとの“神奈川ダービー”に臨んだ我らが湘南ベルマーレ。 前半終了時点で両チーム合わせて7ゴールも記録したという乱打戦を演じ、最終的には4-4の引き分けという結果に終わりました。
壮絶なダービーマッチから中3日、ホーム平塚に戻ってきたベルマーレは、今季ここまで最下位に苦しむガンバ大阪を迎えての一戦となりました。
前節同様に試合開始のキックオフから躍動するベルマーレは前半16分、MF高橋諒選手の左サイドでのドリブル突破からチャンスを作り、ゴール前の混戦のこぼれ球を最後はキャプテンMF菊地俊介選手が左足で決め、幸先良く先制点を奪います。
攻守に連携がとれずチグハグさが目立つガンバとは対照的に、前半はベルマーレが多くチャンスを作ります。 前節2ゴールを挙げる活躍を見せたFWアレン ステバノヴィッチ選手の迫力満点の突破を皮切りにMF岡本拓也選手、MF秋野央樹(ひろき)選手、菊地選手らベルマーレ戦士たちが次々とガンバゴールに襲いかかりますが、相手ゴールキーパーの好セーブやシュートがわずかに枠を外れるなどして追加点を奪うことは出来ず、1-0のまま後半へ突入します。
後半開始直後にもベルマーレはMF石川俊輝選手のミドルシュートのこぼれ球に反応したFWイ・ジョンヒョプ選手が左足で押し込もうとしますが、思ったよりもボールに勢いがあったのかシュートは枠を外れてしまいます。
前半と打って変わり後半はガンバがボールを支配。日本代表で長らく司令塔として活躍したMF遠藤保仁選手、日本代表候補にも名を連ねるMF倉田秋選手を中心にベルマーレゴールに迫ろうとしますが、最終ラインのDF山根視来(みき)選手、DF坂圭祐選手、DF杉岡大暉選手の3バックを基点に堅い守備陣形を敷いてガンバに得点を奪う機会を与えません。
試合終了の笛が鳴るまで集中した守備を見せたベルマーレの優位は試合を通して変わらず。 リーグ戦4試合ぶりとなる勝ち点3を獲得し、勝ち点を12に積み上げました。
前節はリードをした後にチーム全体に温度差と隙が生じてバタバタと慌てる展開に陥ってしまったものの、その反省を活かした今節は距離感をしっかりと保って相手に反撃を許しませんでした。
課題は尽きないですが、良くなかったところを直ぐに修正して結果に結びつけたことはチームの今後に向けて大きな自信になると思うので、これからの躍進に期待がかかりますね!
次節はアウェイで浦和レッズと対戦します。 日本サッカー屈指の独特な雰囲気が醸し出されるスタジアムでの試合ということもあり、一筋縄ではいかないところはあると思いますが、ベルマーレに所縁のある選手たちも居るので、選手もスタッフもサポーターもテンション高く入り込めることは間違いないありません。
チームは今季の公式戦のアウェイゲームで未だに勝利を収めていないので、アウェイ初勝利を奪い取ってくることでしょう!
ゴールデンウィークに突入する今週末、アウェイ浦和戦後の直近2試合はホームゲーム連戦となります。 大型連休は家族や友人を連れて非日常の時間と空間を味わえるスタジアムへと足を運んでいただき、ベルマーレへの関心を少しずつでも持ってくれたら嬉しいです!
サポーター記者:佐々木 駿
次節:4月28日(土) 16時00分 vs浦和レッズ@埼玉スタジアム2002
次回ホームゲーム:5月2日(水) 19時00分 vs柏レイソル Shonan BMW スタジアム平塚
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