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2018JリーグYBCルヴァンカップ グループD第6節>
日時:5月16日(水) 19:03キックオフ
会場:Shonan BMW スタジアム平塚

湘南ベルマーレ 2-0 V・ファーレン長崎

先週末に行われたJリーグ第14節、我らが湘南ベルマーレは清水エスパルスとのアウェイゲームに臨むも、リーグ戦2試合連続で前半に2回もPKを与える失態を演じ、最終的には2-4というスコアで敗戦。

リーグ戦は3連敗と結果が出ない中、リーグ戦の合間に行われているルヴァンカップのグループステージはこの試合が最終節。
試合前の時点で4チーム中3位という順位のベルマーレではありますが、勝ち点7で並ぶ長崎に勝利を収めると逆転で2位に浮上して各グループの2位以上が進めるプレーオフステージ進出が決まるという一戦に臨みました。

先週末の清水戦から先発メンバー全員を入れ替え、ホームチームの地の利を生かして攻撃を展開するベルマーレは前半35分、左サイドのスローインからチャンスを作り、左サイドに配置されたMF表原玄太選手がゴール前へ低い弾道のクロスボールを入れると、このボールを長崎のディフェンダーが処理をし損ね、こぼれ球をFW端戸(はなと)仁選手が左足で難なく押し込みベルマーレが先制点を奪取!
ベルマーレサポーターからの信頼が厚い端戸選手の公式戦今季初ゴールで幸先の良いスタートを切ります。

さらにその2分後、自陣内でボールを細かく繋いだベルマーレ。長崎の中途半端に高い最終ラインの背後を突く攻撃を見せようと、2人の大卒ルーキーが息の合ったプレーを見せます。
FW山口和樹選手が浮球のパスを蹴り込み、そのパスを受けたFW鈴木国友選手が裏へ走り込んで抜け出してキーパーと1対1になるビッグチャンス。
追いかけてきたディフェンダー、コースを塞ぎに飛び出してきたゴールキーパーのプレッシャーにも動じることなく、鈴木選手は右足で冷静にゴールへと流し込み、嬉しい嬉しいプロ初ゴールでチームに追加点をもたらします。

前半を2点リードで折り返した後半、前述の端戸選手、鈴木選手、山口選手の3トップを起点に左サイドの表原選手、右サイドの石原広教(ひろかず)選手が躍動感溢れるプレーを見せ、守ってはDFアンドレ・バイア選手、GK富居大樹選手を中心として守備陣が堅牢な守備を披露。
長崎に付け入る隙を与えません。

結局、試合を通して危なげなく展開を進めたベルマーレが前半のリードを守ってホームゲームで勝利を収めます!
この勝利により、ベルマーレはグループDの2位に浮上。ルヴァンカップのプレーオフステージ進出を決めると共に、1996年以来22年ぶりとなるJリーグカップの予選突破を達成!
クラブ創立50周年のメモリアルなシーズンにまた新しい歴史を刻むことが出来ました。

過密日程の影響で怪我人が出たり、安定した結果も残せない中で、普段はリーグ戦の出場機会にあまり絡めない選手たちがピッチの上で躍動し、一つの成果を成し遂げたことは評価出来ます。
リーグ戦、ルヴァンカップと公式戦の闘いはまだまだ続くので、様々な選手たちの台頭に期待したいですね!

そして、今週末にホームで行われるジュビロ磐田戦を最後にJ1リーグは約2ヶ月の中断期間に入ります。
地域とチームの誇りをかけて闘うベルマーレ戦士たちに大きな後押しをしていただきたいと思いますので、是非ともスタジアムへ足を運んでいただいて選手たちの勇姿を見届けてくれると嬉しいです!
サポーター記者:佐々木 駿