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2018J1リーグ第15節
日時:5月19日(土) 19:03キックオフ
会場:Shonan BMW スタジアム平塚

湘南ベルマーレ 1-0 ジュビロ磐田

3日前に行われたJリーグYBCルヴァンカップのグループステージ最終戦でV・ファーレン長崎に勝利し、22年ぶりのJリーグカップ予選突破を決めた湘南ベルマーレ。
3月末から続いた公式戦15連戦もいよいよ終わりを迎え、この試合を終えるとリーグ戦はロシアワールドカップが開催される影響で約2ヶ月の中断に入ります。
良い結果を残して中断期間に入りたい今節はホームにジュビロ磐田を迎えての一戦となりました。

前半から攻勢に出たのはアウェイのジュビロ磐田。
元日本代表のFW川又堅碁選手、MF山田大記選手、MF田口泰士選手を中心に、様々な揺さぶりをかけてベルマーレゴールに襲いかかりますが、GK秋元陽太選手を軸としたベルマーレ守備陣がしっかりと意思統一されたプレーを見せて破綻を防ぎます。

劣勢に立たされていたベルマーレも前半40分、敵陣中央で湘南MF齊藤未月選手が磐田MF田口泰士選手からボールを奪い、近くにいたFW野田隆之介選手にボールを渡して速攻を展開。
野田選手がドリブルで運んでから左足で強烈なミドルシュートを放ちますがボールはゴールポストに直撃。
このこぼれ球を齊藤選手がヘディングで狙うもシュートは枠を外れ、先制点を奪うまでには至らず。

前半を0-0で折り返した後半はホームの湘南が攻勢に転じる時間が増えて磐田を押し込みます。
そして後半26分、相手選手のパスを掻っ攫った右サイドのMF岡本拓也選手がボールを奪った勢いそのままにゴール前へ突入。
岡本選手のドリブルしたボールは前に行き過ぎて一度はイーブンボールになったものの、途中出場のMF梅崎司選手が相手選手よりも先にボールに触って左サイドに開いていたMF杉岡大暉選手へパス。
杉岡選手は進路を塞ぐ相手ディフェンダーをドリブルであえて抜き去らず、競合いの合間の隙を狙ってゴール前へ球足の速いクロスを送ると、岡本選手がスライディングシュートでゴールを狙います。
このボールはクロスバーに当たりますが、こぼれ球に反応したのは前半に惜しいシュートを放っていた野田選手。
身体を投げ出したダイビングヘッドが磐田ゴールネットと湘南サポーターが陣取るスタンドを揺らし、チームに待望の先制点をもたらします。

先制された磐田は日本サッカーが誇る左足のスペシャリスト、MF中村俊輔選手を投入して同点ゴールを狙いに行きますが、リーグ戦3連敗の中でもただひたすらに勝ち点3を奪う闘いに集中しているベルマーレ戦士たちの脅威になることはなく、時間だけが過ぎていきます。

結局試合は1-0のまま終了。
野田選手のリーグ戦2試合連続ゴールを守りきったベルマーレは勝ち点を18に伸ばし、これからの闘いに良い兆しを見せて中断期間に入ることが出来ました。

過密日程の佳境に差し掛かり、主力選手にも怪我人が出ている中での一戦となりましたが、このような状況でも試合に出た選手たちが自分たちのベストを尽くして闘った結果が今回の勝利に繋がったと思うので、チーム一体となって“ALIVE”出来て本当に良かったです。
リーグ戦もカップ戦も今後の闘いが非常に楽しみになってきますね!

リーグ戦は中断しますが、Jリーグカップの公式戦は来月初めにも行われるので、国内のサッカーに触れる良い機会です、是非ともスタジアムに足を運んでいただいてベルマーレ戦士に熱い想いを送っていただければ幸いです。

次回ホームゲーム:6月2日(土) 19時00分 vsベガルタ仙台 Shonan BMW スタジアム平塚
サポーター記者:佐々木 駿