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2018JリーグYBCルヴァンカップ プレーオフステージ第1戦
日時:6月2日(土) 19:03キックオフ
会場:Shonan BMW スタジアム平塚

湘南ベルマーレ 3 - 0 ベガルタ仙台

J1リーグ戦の合間に縫って行われるルヴァンカップのグループステージを22年ぶりに突破し、プレーオフステージへの切符を掴んだ我らが湘南ベルマーレ。
今回行われるルヴァンカップのプレーオフステージはホーム&アウェーの計2試合を行い、2試合の合計スコアで得点の多いチームがカップ戦の決勝トーナメントに進むことが出来ます。

ベルマーレのプレーオフステージの相手は、今季のリーグ戦で1度対戦し、1-3で敗れたベガルタ仙台。
同じ相手には2度も負けられない、プライドと結果を残したい一戦に臨みました。

幸先良く先制点を奪ったのはホームのベルマーレ。
前半15分、MF秋野央樹(ひろき)選手のコーナーキックからMF岡本拓也選手がヘディングシュートを放つと、このボールをゴールライン上に立っていたFW梅崎司選手が頭で泥臭く押し込んで、試合の流れを作ります。

その後もベルマーレはDF山根視来(みき)選手が最終ラインから前線へ飛び出してシュートを放てば、リーグ戦中断前の試合で決勝ゴールを挙げたFW野田隆之介選手がアクロバティックなシュートでゴールを狙うなど、積極的な姿勢を押し出します。

後半に入ると、前半からの闘い方を修正してきた仙台に攻め込まれる場面が増えますが、前述の山根選手、DF坂圭祐選手、DF大野和成選手の3バックを中心に、ゴール前に鍵をかけて得点を許しません。

すると後半26分、ベルマーレは左サイドのMF表原玄太選手の果敢なドリブル突破からチャンスを作り、表原選手からのパスを受けたFW菊地俊介選手が抑えの効いた低い弾道のミドルシュートを放ちます。
一旦は仙台GK関憲太郎選手に防がれますが、このこぼれ球を狙っていた梅崎選手が右足で難なく押し込み、追加点をゲット!
今季、浦和レッズから移籍加入してきた元日本代表の梅崎選手のプロサッカー人生初となる1試合2得点で、スタジアムは更なる盛り上げを見せます。

危なげなく試合が終わるかと思った後半アディショナルタイム、攻撃の手を緩めないベルマーレは右サイドのMF岡本選手がペナルティエリア右45度の角度から利き足とは逆の左足で見事なシュートを決めて、スコアは3-0。
仙台の戦意を完全に削り取る一発を沈めて、試合は終了。

リーグ戦で味わった雪辱を果たし、ルヴァンカップの決勝トーナメントに大きく近づく1勝を挙げることが出来ました。

リーグ戦が中断期間に入って心理的に難しい時期ではありましたが、選手、スタッフが目の前の試合に全力を注いだことが勝利を呼び込んだ大きな要因だったと思います。

大きなリードを持っているベルマーレではありますが、アウェイで行われるプレーオフステージ第2戦は相手も死にものぐるいで攻めてくることでしょう。
相手の闘い方を上手く利用しながら、ひとつひとつの試合を闘ってきてほしいですね!

地域の誇りを胸に、結果にコミットしていくベルマーレ戦士の闘いをワールドカップ以降も見守ってくれると非常に嬉しいです!



 サポーター記者:佐々木 駿

次回ホームゲーム:7月18日(水) 19時00分 vsサガン鳥栖 Shonan BMW スタジアム平塚
サポーター記者:佐々木 駿