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2018J1リーグ第16節
日時:7月18日(水) 19:03キックオフ
会場:Shonan BMW スタジアム平塚

湘南ベルマーレ 1-1 サガン鳥栖

全世界に熱狂と感動をもたらしたロシアワールドカップが終了し、4年後の2022カタールワールドカップへの道のりが始まったサッカー界。

ワールドカップベスト16の壁を超えられなかった日本代表の底上げを図るためにも、自分たちの国のリーグ戦からレベルアップする方法を模索したい再開初戦。
リーグ再開直後から過酷な夏場の連戦に突入する我らが湘南ベルマーレはホームに現在17位に沈んでいるサガン鳥栖を迎えての一戦となりました。

試合は前線から出足の速い守備で相手のリズムをかき乱そうとするベルマーレと、最終ラインから長いボールを前線に送って相手の動きを重くしようとする鳥栖、という両チームの狙いがぶつかり合う展開になりますが、どちらもゴールを決めるというところで精度を欠き、先取点を奪うことが出来ません。

前半を0-0で折り返しますが、後半3分に試合が動きます。
ホームのベルマーレが攻撃を展開し、最終ラインに入っているDF坂圭祐選手が中盤へと攻め上がり、ゴール前へ正確なクロスボールを送り込むと、坂選手のクロスに反応したのはMF高橋諒選手。
高橋選手は走り込みながら身体をクルッと回して右足の踵でトリッキーなシュート!
これが自身J1リーグ初ゴールとなった高橋選手のオシャレなシュートが決まり、ベルマーレが先制します。

先制した後はアウェイの鳥栖が一方的に押し込む時間が長くなり、高温多湿の天候もあってかベルマーレは反撃の糸口すら見つけることが出来ません。

鳥栖の攻撃に耐えていたベルマーレでしたが、後半36分に鳥栖の左サイドバック、DF吉田豊選手に突破を許してゴール前にクロスを送られると、ボールは坂選手の足に当たって無情にもベルマーレのゴールネットを揺らしてしまい、鳥栖がラッキーな形で同点に追いつきます。

試合終了の笛が鳴るまで全力を尽くした両チームでしたが、勝ち越し点を奪うまでには至らず、スコアは1-1のまま変わらず。
リーグ再開初戦は痛み分けという結果に終わりました。

中断期間中に怪我人が出たりして苦しいやり繰りの中での試合となりましたが、やはりそれでもベルマーレの選手たちならもっと出来る、という想いが込み上げてきました。

世界との距離を縮める為にもう1センチ、もう1メートル走れたり、技術を磨いたりすることが日本サッカーの発展に繋がると確信しているので、日本のサッカー界全体で雰囲気を盛り上げていけるように日々努力を惜しまないようにしたいと思います。

次節は中3日で訪れるアウェイゲーム、ヴィッセル神戸との対戦になります。
ロシアワールドカップにも出場していたスペイン代表の中心選手、アンドレス・イニエスタ選手が加入し、かなりの盛り上がりを見せているチームとの闘いになりますが、ベルマーレ戦士たちがどうやって試合を攻略するか、楽しみにしたいと思います。

そして、次回のホームゲームは川崎フロンターレを迎えての神奈川ダービーとなります。
Jリーグ屈指の好チームとの対戦は雰囲気上がること間違いなしです!
ワールドカップの闘いをご覧になって近くのプロサッカーチームの試合を見てみたい!という方は是非ともベルマーレのホームスタジアムへ足を運んでいただいて、4年後のワールドカップで日本代表のユニフォームを着て試合に出るかもしれない選手たちの全力プレーを間近で体感してほしいです!

次節:7月22日(日) 18時00分 vsヴィッセル神戸@ノエビアスタジアム神戸
次回ホームゲーム:7月28日(土) 19時00分 vs川崎フロンターレ@Shonan BMW スタジアム平塚
サポーター記者:佐々木 駿