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2018J1リーグ第23節
日時:8月19日(日) 19:03キックオフ
会場:Shonan BMW スタジアム平塚

湘南ベルマーレ 0-2 ヴィッセル神戸

前節、アウェイで行われたベガルタ仙台との一戦は1-4で敗戦。
夏場の過密日程に差し掛かっての足踏みは避けたい今節はホームに4位のヴィッセル神戸を迎えての一戦となりました。

長らくスペイン代表、そして世界トップレベルのサッカークラブ、FCバルセロナで中心選手として活躍していたMFアンドレス・イニエスタ選手が今夏に神戸に加入したこともあり、イニエスタ選手のプレーをひと目見ようと、多くのサッカーファンがShonan BMW スタジアム平塚に集結。

チケット全席完売というスタジアム大盛り上がりの雰囲気の中で始まった一戦、ベルマーレは先発出場のFW野田隆之介選手、MF石川俊輝選手がゴールを狙いに行きますが、先制点は奪えず。

すると前半35分、リオネル・メッシ(アルゼンチン代表)、ネイマール(ブラジル代表)のサッカー界のスーパースターですら舌を巻く技術を持つイニエスタ選手のプレーから、ベルマーレはピンチを作られます。

自陣内でボールを持たれたベルマーレは守備の陣形を作って神戸の攻撃に対応しますが、ベルマーレの守備網を見つけたイニエスタ選手が浮き球で味方の選手にボールを送ると、このボールに反応したFW長沢駿選手が頭でパスを送り、イニエスタ選手のパスと同時に前線へ走り込み、長沢選手のお膳立てを受けたMF三田啓貴選手がベルマーレの守備を上手くかわして左足で強烈なシュートを決めて、アウェイの神戸が先制点を挙げます。

1点ビハインドで後半へと折り返したベルマーレは開始直後、中盤からのスルーパスに抜け出したFW山﨑凌吾選手が飛び出した相手ゴールキーパーを引きつけてチャンスを作ると、途中出場のFWアレン ステバノヴィッチ選手が山﨑選手からのパスを受けてシュートを放ちますが、ゴールカバーに入った神戸の選手に防がれ、同点ゴールとはならず。

膠着状態が続いた試合展開の中、ゲームを動かしたのはイニエスタ選手に次ぐもう1人のワールドクラスのプレイヤー、元ドイツ代表のFWルーカス・ポドルスキー選手でした。
後半31分、味方との連携プレーからベルマーレの守備網を突破したポドルスキー選手がゴール前へ独走。得意の左足でシュートを狙います。
このボールはベルマーレの守護神GK秋元陽太選手が一度は止めますが、このこぼれ球を途中出場のFW郷家友太選手が押し込み、神戸が追加点を挙げます。

応援してくれているホームのサポーターになんとかゴールシーンだけでも届けたいベルマーレはDF山根視来選手、山﨑選手がゴールを狙いますが、山根選手のシュートは神戸GKキム・スンギュ選手に阻まれ、山﨑選手のシュートはポストに直撃。ゴールネットを揺らしたくても揺らせない、もどかしい想いが募ります。

結局試合は0-2で終了。
ベルマーレはリーグ戦3連敗を喫してしまいました。

選手もスタッフも日々を全力で過ごしているのは間違いないとは思いますが、それだけでも良い結果を得ることができないのがプロの世界。
相手が居るスポーツの難しさを改めて感じる試合でもありましたが、自分たちのやれること、やれないことを再認識できる良い機会だと思うので、次の試合に向けて準備を再び進めてもらいたいと思います。

J1リーグの次節はホームゲーム連戦、相手は3位のFC東京。
前回の対戦では相手優位のサッカーを進められて、ほぼ何もさせてもらえなかった試合となりました。
苦境を脱するにはちょうどいいタイミングだと思うので、選手たちの奮起に期待したいですね!

平成最後の夏が終わろうとしていますが、日々の生活に彩りと思い出を作るためにも、是非ともスタジアムへ足を運んでいただき、ベルマーレ戦士へ熱い眼差しを送っていただけると嬉しいです!

次回ホームゲーム:8月26日(日) 19時00分 vsFC東京@Shonan BMW スタジアム平塚
サポーター記者:佐々木 駿