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2018J1リーグ第27節
日時:9月22日(土) 19:03キックオフ
会場:Shonan BMW スタジアム平塚

湘南ベルマーレ 1-1 セレッソ大阪

前節、アウェイで行われた鹿島アントラーズとの一戦は試合終了間際に失点を喫して1-2の敗戦。
タフで厳しくて苦しいJ1リーグ残留争いの真っ只中に身を置いている我らが湘南ベルマーレ。

ホーム平塚に戻っての今節、ベルマーレはクラブ創立50周年記念試合と銘打ち、いつもの黄緑を基調としたユニフォームではなく、創立当初の黄色を基調としたユニフォームで試合に臨みます。

クラブにとってメモリアルな試合の対戦相手は、今月初旬のJリーグYBCルヴァンカップの準々決勝でも対戦したセレッソ大阪。

セレッソとの試合は今月だけで3回目。
何としても混沌のJ1残留争いから抜け出したいベルマーレと、来季のAFCチャンピオンズリーグの出場圏を目指すセレッソの熱くて激しい闘いが幕を開けます。

試合開始直後、日本代表にも名を連ねるセレッソ大阪のエースFW杉本健勇選手が右肩を負傷してそのまま負傷交代。
動揺を隠せないセレッソを尻目に、ホームのベルマーレが攻撃の糸口を見つけだしますが、キャプテンマークを巻くFW梅崎司選手のシュートが枠を外れるなど、先制点を挙げることが出来ません。

序盤はアクシデントに見舞われたセレッソでしたが、その後の試合はアウェイチームが優位に試合を進めて再三ベルマーレゴールに迫りますが、ベルマーレの選手たちが身体を張ってセレッソの攻撃を食い止めます。

0-0のまま進んだ後半37分。
先制点を挙げたのは、試合を通してずっと押されていたホームのベルマーレでした。

敵陣で得たフリーキックからの流れからチャンスを作ったベルマーレは、相手選手の中途半端なクリアを拾ったFW山口和樹選手から攻撃参加していたDF坂圭祐選手へと繋ぎ、坂選手がゴール前へ浮き球のパスを送ると、MF杉岡大暉選手の頭に当たり、ふわっと上空に浮いたボールがセレッソ守備陣の動きを止めると、このボールの落下点を見極めたDF大野和成選手が左足で強烈なボレーシュート!

このシュートがゴールネットを力強く揺らし、ホームスタジアムが驚きと熱狂の雰囲気に包まれました。
試合前にJリーグ通算200試合出場の記念セレモニーを行った大野選手の今季公式戦初ゴールでベルマーレが先制します。

その後もセレッソの攻撃に耐えるベルマーレ。
これで勝てる!、と思っていたベルマーレ関係者でしたが、最後の最後にまさかの結末が待っていました。

試合終了間際のラストワンプレーでセレッソにコーナーキックを与えてしまったベルマーレ。
懸命の守りで耐えていたものの、最後はセレッソ大阪MFソウザ選手に同点ゴールを決められてしまい、掴みかけていた勝利という結果を自分たちの手でスルリと離してしまいました。

1-1で追いつかれた引き分け、という悔しさと虚しさと哀しさが残る結果になってしまいましたが、残り8試合で何が起きるかは誰にもわからないことなので、自分と仲間を信頼して次の試合に堂々とした姿で臨んでほしいと思います。

そんな次節は台風の影響で延期になっていた川崎フロンターレとのホームゲーム。
J1リーグ優勝を目指している非常に手強い相手との対戦となりますが、現実を嘆いていても何も始まらないので、目の前の現実を少しでも良くして笑って過ごせる未来に変えれるように頑張ってほしいですね!

平日の夜の試合ということではありますが、是非ともスタジアムに足を運んでいただき、地域の誇りとクラブの歴史を背負って日々の闘いに身を置いているベルマーレ戦士を後押ししてくれると嬉しいです!

次回ホームゲーム:9月26日(水) 19時30分 vs川崎フロンターレ@Shonan BMW スタジアム平塚
サポーター記者:佐々木 駿