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2018J1リーグ第18節
日時:9月26日(水) 19:03キックオフ
会場:Shonan BMW スタジアム平塚

湘南ベルマーレ 0-0 川崎フロンターレ

前節ホームで行われたセレッソ大阪戦は試合終了間際に同点ゴールを許し、勝利目前でまさかの結末を迎えてしまった湘南ベルマーレ。

ショッキングな引き分けで味わった悔しい気持ちを払拭したい今節、台風の影響で延期になっていた川崎フロンターレとの一戦に臨みました。

冷たい雨が降りしきる中、J1優勝争いを繰りひろげる川崎と、残留争いに身を置いているベルマーレのタフな闘いが前半から見られ、両チームともに積極的に勝利を狙いに行きます。

0-0で折り返した後半、さらに雨脚が強まる中、アウェイの川崎が攻勢を強めてホームのベルマーレを自陣内に押し込みますが、ベルマーレ戦士たちの粘り強いプレーの前に、なかなかゴールを奪うことが出来ません。

ベルマーレもわずかな隙を突いて得点を奪いたいところですが、終盤に川崎の怒涛の攻撃を受けてしまいます。

後半39分、最終ラインから攻撃を展開しようとしたベルマーレでしたが、攻撃の形が中途半端になったところを川崎は見逃さず、一気にボールを奪って速攻を仕掛けます。

速攻から川崎FW小林悠選手が右サイドを独走。小林選手はゴール前でまったくのどフリーだったFW知念慶選手へラストパス。
ただゴールを決めれば良い知念選手は右足でシュートを放ちますが、このシュートはベルマーレGK秋元選手が右手でセーブし、ボールはポストを直撃。
このこぼれ球も全速力で戻ってきたMF齊藤未月選手が小林選手よりも先にボールを触って大きくクリア。難を逃れます。

しかし、その直後のスローインの流れから、ベルマーレMF岡本拓也選手がペナルティーエリア内で小林選手を倒してしまいPKを献上。
この試合最大のピンチがベルマーレに訪れます。

倒された小林選手自らがペナルティースポットへ向かってPKを蹴りますが、このPKを秋元選手が見事に防ぎ、試合を左右するビッグプレーが飛び出します。

その後も集中したプレーを続けた両チームに公平な結果がもたらされたように、試合は0-0のまま終了。得点は入りませんでしたが、見応えのある好ゲームとなりました。

残留争いに生き残りたいチームにとって、優勝争いを演じてるチームから勝ち点を取れたのはとても大きいことです。
課題はありますが、今後の残留争いに身を置いているチーム同士の直接対決が多くなるベルマーレにとっては、試金石になった試合とも言えるでしょう。

次節からはジュビロ磐田、サガン鳥栖といった具合に残留争いの直接対決、サッカーの世界では『シックス・ポインターズ・マッチ』=(勝ち点6の価値がある試合)、と呼ばれる大事な試合が続きます。

2試合ともアウェイゲームで厳しい雰囲気の中での試合となりますが、ベルマーレ戦士たちの底力に期待したいと思います。

少し間は空きますが、次回のホームゲームはJリーグ YBCルヴァンカップの準決勝第2戦の柏レイソル戦となります。
トータル2試合の準決勝で柏レイソルに勝てばクラブ史上初のJリーグカップ決勝進出という、クラブとして新しい領域に入ることが出来ます。

1人でも多くの方にスタジアムに足を運んでいただき、ベルマーレの新しい歴史を作る目撃者になってくれたら、嬉しいです!

次節:9月30日(日) 15時00分 vsジュビロ磐田@ヤマハスタジアム

次回ホームゲーム:10月14日(日) 16時00分 vs柏レイソル@Shonan BMW スタジアム平塚

サポーター記者:佐々木 駿

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