| 2017J2リーグ第25節 日時：7月29日(土) 19:03キックオフ 会場：Shonan BMW スタジアム平塚 湘南ベルマーレ 2 - 0 徳島ヴォルティス 前節、アウェイで行われたモンテディオ山形戦で0-3の敗戦し、8試合ぶりの黒星を喫してしまった湘南ベルマーレ。 敗れはしたもののJ2首位の座を保つことが出来た湘南ベルマーレは今節、ホーム平塚に3位の徳島ヴォルティスを迎えての大事な上位対決に臨みました。 アウェイの徳島ヴォルティスは前節、2位のアビスパ福岡に勝利を収め、ここ6試合負けなしと好調をキープ。湘南ベルマーレの曺貴裁(ちょう・きじぇ)監督に「今のJ2で最も勢いのあるチーム」と言わしめた難敵との対戦は、試合序盤から激しい攻防が繰り広げられる展開となりました。 立ち上がりから積極的に走りまくる湘南ベルマーレと、後方からしっかりとパスを繋ぐ徳島ヴォルティス。両チームの闘い方が色濃く見えた試合展開となり、テンポの速い試合となります。 両チーム共にゴール前までは近づきますが、お互いに決め手に欠き0-0で前半を折り返します。 スタジアム上空から雨が降ってきた後半、流れを左右する先制点を奪ったのはホームの湘南ベルマーレでした。 後半3分、左サイドでボールを受け取ったFW表原玄太選手がゴール前へクロスボールを送ると、中で待っていたFW齊藤未月選手が頭でボールを落とし、このボールをFWジネイ選手が右足ダイレクトでボレーシュート！ 速いリズムのプレーの中でもしっかりとミートされたシュートが徳島ヴォルティスゴールに突き刺さり、チームトップスコアラーのジネイ選手の今季7得点目で湘南ベルマーレが先制します。 湘南ベルマーレの得点直後、劣勢の徳島ヴォルティスは素早いカウンターからFW渡大生選手が右足で鋭いミドルシュートを放つもゴールポスト直撃。こぼれ球をMF島屋八徳選手が狙いますがゴールの枠を外れ、同点に追いつくチャンスを逸します。 追加点の欲しい湘南ベルマーレは後半21分、自陣からドリブルで敵陣ペナルティーエリア付近まで持ち上がったFW表原玄太選手が並走してきたFWジネイ選手へパス。 右45度に位置とったジネイ選手がボールをキープすると、後ろからMF秋野央樹選手が颯爽と追い越してジネイ選手からパスを受け取り、ゴール前へクロスボールを入れるフリをして飛び出してきた徳島ヴォルティスGK長谷川徹選手の股を抜く技有りの左足シュートを決めてスコアは2-0。 後方からボールを保持する選手を追い越してチャンスを創り出す“湘南スタイル”を体現するゴールでホームスタジアムの雰囲気が更に盛り上がっていきます。 上位対決に負けられない徳島ヴォルティスは攻撃的な選手を立て続けに投入して流れを引き寄せようと必死に動きを見せましたが、湘南ベルマーレが危なげない試合運びを見せて2-0のまま試合終了。 勝ち点4差で首位チームを追いかけてきた3位チームに結果でも内容でも上回る勝利を収めて、ホームゲーム4連勝を達成！ 前節の山形戦の敗戦から出た課題を巧みに修正し、重要な直接対決をモノにすることが出来ました。 今節の素晴らしい闘い方を基盤にして、チームにはJ1昇格、J2優勝に向けてまた一段とギアを上げて突っ走ってもらいたいなと思います。 そして次節もホームゲーム！ 現在8位と調子を上げてきた松本山雅FCとの対戦となります。 湘南ベルマーレとの縁も所縁も大いにあって、対戦の度にテンション高くバチバチとやり合うチームとの戦い、当然ながら負けられない試合となります。 Jリーグ屈指の熱い応援力を持つ松本山雅FCとの一戦、かなりの数の松本サポーターが平塚にやってくることが予想されます。 絶対的なホームゲームの雰囲気を作り上げる為にも1人でも多くのお客様に是非スタジアムに足を運んで頂いて、大きな力を結集させて選手たちを後押しして頂きたいと思います。 次節：8月5日(土) 19時00分 vs松本山雅FC@Shonan BMW スタジアム平塚 サポーター記者 佐々木 駿   |
| ? 2017-08-01 記 |
２０１７J2リーグ第２５節徳島ヴォルティス戦
- 詳細
- 参照数: 512